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歳をとるのもいいもんだ
若いころ、いいえ、もっと小さなころは40歳の人はこどもたちにはお婆さんやお爺さんでした。もっと年のいった自分の祖母はすごいお婆さん。お婆さん、お爺さんの幅は50年ぐらいのスパンがありました。
そういえば20歳代でも子供に叔母さん!と言われましたっけ。
最近は特に女性の美意識も向上して、実年齢には見えない方が増えました。
女性は何かに年齢を書くことがあると体重と同じように2,3歳サバを読みます。1歳でも若く見られたいと思う女ごごろでしょうか?
聞かれると実年齢を言う私にはその乙女心がすでになかったのかもしれません。でも体重はサバ読みします。
「何歳に見える?」と聞かれて実年齢よりも上を言ったら大変です。
機嫌を直すのに時間がかかりますから男性はくれぐれもご注意ください。
若く見られることに重きを置くのは日本だけです。女性が見た目にこだわるのは男性の責任です。「○歳ですが何か?」と言えると気が楽になります。
若くなければオンナではないとは男性の考えで、女性は若くて、男性の言う素直そうな人。
だから中年のおじさんもアイドルが大好き!鼻の下を伸ばしてテレビを見ています。
次回の電子書籍で年を取るとモテルフランス人とモテナイ日本人を書きました。この違いは何か!
最近は熟年の女性が活躍しているのを良く目にするようになりましたが、この国ではまだまだ…。
熟年が「枯れる」という言葉に失望するか「味がある」と取るかはその人によるようですが、私は「味がある=熟成」と理解してます。
「枯れる」のとは正反対のようですが、「凝縮」と思いたいです。
歳を重ねて、もちろん外見は若い時のようなはちきれるエネルギーは感じられないですが、いぶし銀と言う言葉があるように月のような鈍い光であっても人をほっとさせる静かなエネルギーは放っていたいと思います。
頑張らなくていいと思える今になって毎日が楽しくなりました。
歳をとるといろんなことが見えだして自分がどんな人間なのか少しわかったような気がします。
「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」ガンジーの言葉です。
そして「速度を上げるばかりが、人生ではない」今なら納得です!
私はまだまだ修行中です。
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