9/16 日記というかもはやメモ
表紙はまたモノカキコさんの絵。大好き。
プロットを立てながら、ここまでヘイトをためるキャラクターでいいんだろうか? とちょっと怖くなったりしているこの頃です。
共感できない、好きになれない、ひどい、それでも彼らなりに一所懸命なんだって思いながら書いています。いつも、どの子も。
例えば『あなたを愛しているつもりで、私は――。娘は発達障害でした』で七緒を退園に追い込む担任の保育士も、息子にあざがあるのは七緒のいじめのせいだと叫ぶ宮内さんも、一所懸命自分では正しい、これでいいと思ってうごいている。
夕子に手を差し伸べた千秋の優しさは本物だし、娘たちの子育てを心配するばぁばの愛も本物。じぃじは心の底から自分の価値観は正しいと信じているし、香澄たちの悪意にも言葉にならずとも彼女たちなりに正当な理由がある。
夕子が七緒を普通にしようと躍起になったのが、彼女の感覚では愛であったように、外から見るとおかしくても、自分の世界ではあたりまえにまかり通ると思い込んでいる。
私たちは大なり小なり誰しもがそういうものを持って生きていると思うのです。だから怖い。あー人は怖いなー。自分を晒して生きるのも怖いよなー。人は人でそういうものだし、自分もきっと自分が思っているような人間じゃない。でも開き直って生きていくしかない。私の世界観はそういう全方面にビビり倒したものです。
だからこれからもきっと共感できない、好きになれない、ひどい、それでも彼らなりに一所懸命なんだって思いながら書いていきます。どの子にも愛情と敬意を持って。
今日は眠すぎるので、タイピング練習はお休み。ひどいものになるだけだしね。明日の朝やろう。
ではおやすみなさい。
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