見出し画像

『自分ひとりで回避型愛着障害をなおす方法』『「気にしすぎな人クラブ」へようこそ』

  メモ的に記録します。

『自分ひとりで回避型愛着障害をなおす方法』

 Kindle Unlimitedで読了。
 なんにしろ人生を停滞させてしまうところがあるので読みました。
 やるやる詐欺というか、やってるつもりなんだけどとにかくスピードが遅い。いちいち行動をブロックしがちというか、忘れてしまうというか。完璧主義なのかもしれないし、ほかごとに紛れて後回しにする癖がついてるのかもしれないし。ともかくもぼーっと人生を無駄にしてしまうので。

『「気にしすぎな人クラブ」へようこそ』

 こちらもTwitterで見かけて、似たような動機で手にとりました。
 「やらないこと」にメリットを感じている(気づいてないけど)、必要なエネルギー量を少なく見積もっている、あたりが当てはまってるんじゃないかなあ。

 個人的にこれは大事!と思ったのが、会社で配慮を受けている人に対してモヤモヤするというお題に対しての答え。
 自分の貢献が評価されていないと不満を持っているから、肩入れされて見える配慮されている人にモヤモヤする。
 間接的にでも世話をしていると感じる相手(配慮が必要な人)に不満をぶつけ強気にでることで自分の存在感を示すことで発散している。
 叩きやすい人に攻撃を向けるのは脳が易きに流れている証拠。
 本当その通りだと頷きまくってしまった。

 子持ちの女性が配慮の必要な人の例になっていたけど、障害を持つ人、妊婦、さまざまなマイノリティ、ところによっては女性であることそのものもそのようにして攻撃の対象になっている。
 その攻撃によって「だから当事者は我慢すべき」となるのはおかしいというのが私の強い気持ちだ。
 配慮が必要な人が不満を抱かせているのではなくて、そういう人もいることが前提になっていない制度や社会が不満を抱かせているんだと考える。
 そうすることで私たちは互いに手を取り合うことができるし、前進した社会を作り出すことができる。

 LGBT法案についてもそういう視点で考えれば、実際誰のためのものになってしまったのか、どこがおかしいのかが明白だと思う。


この記事が参加している募集

#読書感想文

189,937件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?