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12/4 どんなふうに描きたいの?

 『犯罪者 下』に入りました。
 作者の太田愛さんは、テレビドラマの相棒シリーズの脚本を書かれていた方なんですね。
 ちょっと前に読んだ柚木麻子さんの『さらさら流る』は一人称小説が得意とする表現、意識の揺らぎ、変化が書かれていたのに対して、こちらは行動、シーン、何が起きどうしたかで語ると言った感じ。
 太田さんは私と同郷。舞台に四国が出てくるのもあって、イメージが映像で浮かんできました。ドラマで見たいなあ。
 まだ下巻の頭三分の一くらいですが、展開が物凄いですね。

 読みながら私はどんなふうに描きたいのかな、どんなふうになら書けるのかなって思った。
 ネットで書くときと紙で読むのを想定して書くときでもだいぶ違う。
 ジャンププラスに応募する話は漫画表現にするならって思って書いているから、描写がものすごく少ない。
 ネットで読む横書き用のは縦書き用より一文を短く、できるだけ端的にしないとって考えてしまうけど、それよりさらに端的に、できるだけシーンで書かないとってなる。

 自分なりのバランスをとっていけるようになりたいな。 

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