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#8 ビルトイン食洗器が当たり前【欧米あるある?】

食器洗いって面倒ですよね。

3食おやつ、ちょっと飲み物を飲んだだけでもシンクに洗い物が出現します。

私はあまりシンクに溜め込んでおくのが好きではないため、3食の後に洗い物をしていますが、一人暮らしなので皿吹きまで1回10分として1日に30分洗い物に費やしていることになります。

人間の代わりに洗ってくれる食洗器というものがこの世にはありますが、食洗器って聞くと裕福な家庭が持っているイメージでした。


でも、どうやら欧州ではビルトインの食洗器がかなり一般的なようなのです。

私がヨーロッパへ留学していた時に住んでいた安い家にも食洗器が備え付けられていましたし、今現在住んでいるアパートにも食洗器が当然のように備え付けられています。

そういえば、同じ留学生の友達の住んでいる家に遊びに行った時も食洗器があったような。。。

少なくともヨーロッパでは多くの家に備え付けの食洗器があるような気がします。

そしてビルトインの食洗器だとかなり大きいので、朝から夜までの食器すべてを1日の終わりに一気に洗う家庭が多いです。

おそらくですが日本と比べて手洗いの頻度が少ないのでシンクは小さく造られ、夜まで洗わずとも食器が足りるようかなり多い数のカトラリーや食器を用意しているアパートや家が多いです。

日本だと食洗器がある家庭は裕福なイメージであったり、楽が出来て羨ましいなあとか洗い物くらい自分でやりなヨって言う人もいるかと思いますが、時短・節水になる食洗器を使うのは至極合理的だと思います。

私は1人暮らしなので1日30分時間が浮くだけかもしれませんが、家族4人で暮らしていたときは夕飯の皿洗いから皿吹きだけで15分くらいかかってしまっていたので、特に家族がいる家庭において食洗器を導入することで家事をする誰かが楽になれるのなら素晴らしいことだと思います。

歴史上では洗濯機ができたことによって女性の自由時間が増えた、といいますが、食洗器も同じように誰かの大切な時間を守り、誰かの自由時間を増やすことができる機器です。

決して安くはないものですが将来マイホームを買ったら絶対ビルトイン食洗器を導入したいと思った20歳秋の始まりでした。


余談ですが、ヨーロッパでいわゆるアパートメントを借りると大抵家具がすでに備え付けられていることが多いです。

*海外では、日本でいうアパートもマンションも一緒くたにアパートメントと呼びます。

日本の賃貸だと自分で机から椅子から冷蔵庫から何もかも自分でそろえなければなりませんが、ヨーロッパだとビルトインの食洗器やオーブンは勿論、ソファやクローゼットが既に揃っており、日用品や消耗品を買い揃えれば生活を始めることができます。

日本でもそういう不動産会社はあるようですが、一般的には本当に「部屋」(空間)を借りるだけ、ということが多いですよね。

日本でもすでに家具が備え付けられている欧米型の賃貸が増えれば、短期の引っ越しが楽になりますし、引っ越しの敷居が低くなると消費者目線では思うのですが、、不動産会社側からは中々実現は難しいのでしょうか。


こんな感じで海外で暮らしていると、良くも悪くも日本と大きく生活文化が違うことを実感します。

勿論日本での生活が一番長いので、日本の生活が好きですが、海外の良い部分をもっと吸収して日本人の生活をもっと向上することができたら、こうして海外留学や海外生活をしている意義が見出せそうです。

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