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日記 2月28日〜3月1日

ここ数ヶ月で心境や環境の変化が著しい為、1日の事象を整理して日記を書いてみようと思う。

これと言って文才も無いし、文系の大学に進学し勉強した訳でもない。
学生時代の国語の成績も5段階評価のうち3段階と中途半端な成績だった。
そんな人間が書く日記は非常に稚拙なものになると思われる。誰かに見せびらかして「みんな俺を好いてよ」という気概を示す気はないが、23歳高卒男性のリアルな心情や内に秘めた静かな葛藤など赤裸々に綴ったこの日記がどこかの編集者の目に止まり、エッセイ本として出しませんかと誘いを受け本を出し、20代の若者を中心に共感が共感を呼び、2022年度のベストセラー本になるのを夢見て、なんて阿呆な事を書いてるこの日記に目を止めてくれた人が「こんな恥ずかしい人がいるんだねぇ〜ウケる」と嘲笑して話題にしてくれると幸いと思って、気が向いたら綴って行こうと思う。

2月28日

転職先が決まった。
今の会社に入社して丸6年。
会社を辞めようと一念発起して転職先を探すこと2ヶ月。
こんなに早くに決まると思わなかったので内心焦ってる。
もう少し長い目で見てた。
50社ぐらい受けて、書類選考とか面接とかで全滅し、心も体も疲弊していくのかなと思ってた。
5社面接受けて2社内定を貰った。
「もしかして俺って優秀?」とか自惚れたが優秀だったら全社受かってるなと思って考えるのをやめた。
内定通知書と給与提示書に目を通し、自分が働いている姿を脳内でイメージする。
何か重大なミスを犯して怒られるんだろうなぁとか、「君のAirPods Pro、なんか汚れてるけど掃除してんの?」とか言われるんだろうなぁとか想像してワクワクする。
6月、北海道から名古屋に行く。
気候がまるで違うし、方言の壁とか価値観の違いとか困難はたくさんある。
昔、「困難無くして成長は無い」と眉毛が太く膝の毛がツルッツルなじいちゃんの友達が言ってたのを思い出して、不安が無くなった。太眉ツル爺の言うことは深い。
名古屋にお付き合いしている彼女がいる。
だから名古屋に行く。
姉から電話で「男のお前が女のケツを追いかけて恥ずかしく無いのか、男なら仁王立ちでどんと構えておれ」とあまりに時代錯誤な事を言われた。
申し訳なくなったのかその後「今はそんな時代じゃないからアレだけど、ごめんね」と言われたので「そうだね」と言った。

3月1日

昨日は年度末だったので、商品の棚卸しをして軽く店のメンバーと打ち上げをした。
寿司4人前とたこ焼き8個入り×4のわんぱくぶり。
案の定寿司は少し残した。
酒量はそこまで多くはなかったが、年度末ということもあり少し気が緩んだのか結構酔ってしまった。
お陰で今日の朝は少し頭痛がする。
今日、店長に退職の意向を報告する。
年齢も近いし、仲良くさせてもらってるからかなり話しやすい。しっかりコミュニケーションを図っておいて良かった。
仕事終わり店長に報告した。
残念そうな表情ではあったが「仕方ないね」と言ってくれた。
いなくなるのはショックだよと言われて少し嬉しくなった。
それだけ期待をされてたんだなぁと思うと申し訳なくなるが、その気持ちがあるとせっかく決めた覚悟が薄れてしまうのでぐっと堪えた。
これから色んなことが動き出してくる。忙しさにかまけて仕事が疎かにならないよう、気を張ってねば。

一通り書いたが、見返してみるとなんとも長く、ダラダラと駄文が続いている。
次回からはもう少し簡潔に、サラサラとお茶漬けを胃の中に入れるような感覚で書いてみよう。


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