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VTuberというコンテンツの魅力『アラサーぼっち観察記』㉓

はい、どうも皆さんこんにちは。二重丸と申します。

今回は僕がよく見ているYouTubeの一つである「VTuber」の魅力についてお話していきます。「多様性」「とっつきやすさ」「切り抜き」の三つを主にお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。


まず最初に、僕がVTuberさんを好きになったきっかけや普段どんな放送を見ているのかという話から始めます。

きっかけ

きっかけは第一回APEX LegendsCRカップ(2020/8/29)でした。普段見ていた配信者の方が「ちーぽっくる」というチームを組んで、VTuberさんと出ていたことがきっかけです。それまで存在は知っていたけど、敬遠していたVTuberという存在を練習を通して1、2週間(くらい?)見たことから興味を持ちました。
ちなみに、敬遠していた理由は、小さいスマホの画面で動画を見ることが多かったので、ゲーム画面以外を配信上に載せられるとより見づらかったからです。同じ理由で当時はワイプで顔出しや手元配信をしていた人も避けていました。

実はその時点でハマったわけではなく、その後、「切り抜き」動画によってにじさんじという事務所のライバーさんが好きになりました。「切り抜き」の良さについては後述するつもりですが、一人所属のライバーさんが好きになると後はあっという間でした。様々な切り抜きとコラボによって見たい配信が芋づる式にどんどん増えていきました。YouTubeのおすすめというやつは「かくも優秀なものか」と大変感心しながら、どんどん好きを増やしていきました。これはVTuberにハマる人の典型的な姿だと言ってもいいと思います。

普段見る放送

その後、YouTube君におすすめされるまま、特に所属の事務所も気にせずに知ってるライバーを増やしていった結果、見たい配信がアホほど増えました。そして、Live配信メインで活動している人は一回の配信が長く、数も多いので妥協せざるおえなくなりました。結局、僕は切り抜きをメインで追っかけて、どうしても見たい配信と時間が偶然合ったものをリアルタイムで見るといったかたちに落ち着きました。

今では、一人のライバーさんの配信を全て追いかけるといった感じは少なく、一番気に入ったカテゴリとコラボは見る、といった風な感じです。例えば、イブラヒムさんのマイクラ視聴者参加の企画が好きで、ジョー・力一さんは雑談が面白いです。VALORANT等FPS見るなら「ぶいすぽっ!」の配信が多く、麻雀見るなら白雪レイドさんの4位になったら即終了のシリーズやプロ雀士とのコラボが多い因幡はねるさんをよく見ます。ライブやコラボ、切り抜きは割と何でも雑食です。歌ってみたと呼ばれるカバーやオリジナル曲はにじさんじ歌うまの面々をよく聞きます。戌亥とこさん、緑仙さん、辞めてしまいましたけどメリッカ・キンレンカさんの歌が好きです。まだまだたくさん紹介したいライバーがいます。例えを挙げるだけで、僕の見たい動画がいっぱいありすぎる状況が伝わるのではないかと思います。

魅力1:多様性

さて、ようやくその魅力についての話に入ります。一つ目の魅力はVTuberの「多様性」です。

VTuberさんはその多様性に驚かされます。見た目で言っても、肝試しを企画するがいたり、歌が上手く声の渋いゴリラ、酒が大好きなおそろしいコアラ(?)みたいなライバーまで様々です。もちろん、シンプルにかわいい女性や獣耳がある人(?)農家のおじさんや社畜まで多数のバリエーションがあります。気に入った容姿を入り口として見始める人も多いと思います。また、その国籍も多様です。大手の事務所には海外支部もあり、KR、ID、ENなど所属のライバーの国際コラボも見ることができます。ENのライバーがきっかけで英語の勉強を進めているオタクもいるかもしれません。

配信者が多様であれば、配信の内容も当然多種多様です。僕がよく見ているゲームがメインの人もいれば、アイドルみたいにが主な活動である人もいます。朝枠をしているライバーもいれば、飲酒雑談を夜によくやっている方もいます。実は可動域の少ない2Dだけでなく、全身の動きを見せることのできる3Dの姿の番組を定期的に作ることもできるようです。現実の(バーチャルでない)ロケ動画を出している猛者だって存在します。とにかくバラエティーに富んだライバーたちの多様な動画が存在します。きっとあなたの気に入る動画もあると思うので是非探してみてください。

さらに、その多様性が交わるコラボは当然面白くなります。国際コラボによって海外とのカルチャーギャップが見れて面白いことがあります。飲酒雑談でコラボして愉快な話が聞ける機会があります。ゲームをともにプレイすることで、一人のときには見えなかった違った一面を知ることもできます。
思ったよりしっかりしているカッコいいところ、気遣いのできる優しい一面、気心の知れた仲でのリラックスしたかわいらしいところなど、コラボによってよりライバーを好きになることができます。コラボごとにコラボ名を付けてくれるのも、好きな関係に特別感が付与される気がして嬉しいです。

魅力2:とっつきやすさ

二つ目は「とっつきやすさ」です。
まず、一つ前にも言ったようにきっと好きな容姿のVTuberさんがいるので、そこから入るというのが手っ取り早くわかりやすいと思います。かわいい、カッコいい、面白い見た目だから見てみる、こんなにシンプルなことはありません。
多様な動画受け皿の広さを示しています。ゲームに興味がない人も、音楽に興味がない人も、きっと興味のある分野の動画を見つけられます。僕が見ていても「バーチャルって何だっけ」「バーチャルである必要ある?」と言いたくなるような動画もあるくらいです。

さらに、ライバーのリアクションのわかりやすさも「とっつきやすさ」につながっていると思います。特に日本のゲーム実況は、顔出しでやっているものがいまでも少数派だと思います。
その点VTuberはその姿を使ってリアクションを見せることができます。これは単なる顔出しの代替行為という面だけでなく、ブランディングのしやすさに通じていると考えています。つまり、自分のやりたい活動にあった雰囲気の容姿に生まれることで、より求められるであろうニーズに対応しやすくなるのではないかということです。それは、活動の一貫性というわかりやすさを生んでいると感じています。

魅力3:切り抜き

三つ目は「切り抜き」の文化です。
最近色んな分野で一般的になってきたようなこの文化、VTuberについても結構長く根付いているものなのではないかと思います。前述したとおり、僕がハマったきっかけもこの「切り抜き」ですし、今では僕は好きな切り抜きチャンネルもあります。
「切り抜き」動画に馴染みのない人に少し説明すると、配信元から面白かった場面などを短い動画に編集し、投稿したものです。収益を得ている人もいますが、原則はファンメイドのものだと思っていいと思います。これについて、VTuberの事務所や個人で許可や公認・公式の切り抜きのチャンネルを作るなど、VTuber人気の盛り上げ役の一つになっていると思います。

ファンの視点から作られることは配信者の意図と異なる解釈がなされる問題もある一方で、視聴者が面白いと思った場面をシェアするかたちなので確実に誰かにとって面白い動画であるという利点もあります。
また、長時間の配信が多いなか、盛り上がったところや内容のまとめを短くまとめてくれる動画は、どうしても全てを追うことが難しい僕みたいな存在にとって非常にありがたいです。僕なんて切り抜きチャンネルの方が元の配信より見る機会が増えて、どっちのファンかわからないようなときもあるくらいです。ツボが一緒の切り抜き動画をみつけるととても嬉しくなります。過去の動画の「切り抜き」はまだ知らなかった時代の動画を追うことにも役立ちますし、そういったものは厳選された名場面であり、アタリであることが多いです。
新しく見始める人に最もおすすめできる入口です。

さてここまで、VTuberの「多様性」「とっつきやすさ」「切り抜き」について紹介してきました。このnoteをきっかけでVTuberに興味をもつ人が少しでも増えればよいなと思っています。

次回は、推しの引退について書く予定です。また是非お時間あればお付き合いください。

本日のまとめ

VTuberって面白いです。



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