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手術すべきか。

 自分の思考の癖というものがある。見紛うこともないほどはっきりした椎間板ヘルニアがMRI画像で判明して、「手術します~?」という脊椎専門の外科ドクターの言葉にほっとしたのもつかの間。本当に手術した方がいいのかという思考で脳は埋まる。

 病院に行くまでは、どれだけ痛いか伝えないと、という考えで日常と向き合っていたのに、手術適応となると、どれだけ痛くないかを見極めないと、と切り替わる。

 二、三日小説を書いていないともう不安になる。人生に一度は、誰でも傑作を書けると何かで読んだ。しかも複数回。逆を言うと、一作はかけても、二作目は書けない人がいかに多いかということでもある。

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ノランの箱舟

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