自分で作ったお化け屋敷

数年前、おもしろい夢を見ました。

当時、私には大きな悩み事があり、
後にも先にも行けない八方塞がりな状態に
とても苦しんでいました。

その日も切羽詰まり感がハンパなく
ネガティブな思考が
いきつくところまで行ってしまい
泣きながら、
いつのまにか眠っていました。

~ ここから 夢の話です ~

私は雲の上にいました。
そして、巻物みたいな
長い紙を広げていました。
その紙には私の人生のシナリオが
書いてある様子。
わたしは、

「第3章の始めが思いのほかキツいわ~」

と言いながら、
自分で書き換えていました。

~ 夢の話 おしまい ~


どうやら私は相当ハードモードな設定で
シナリオを書いていたようです。
朝目が覚めた時に
思わず笑ってしまいました。

その夢を見た日を境に、
私は気分がとても軽くなりました。
悩み事の状況はあまり変わらなかったけど
シナリオを書き換えたはずなので
きっと大丈夫、という安心感がありました。

するとまもなく、
相談にのってくれたり
手助けしてくれる人が現れ、
本当になんとかなりました。

今から振り返ると
自分が作ったお化け屋敷だということを
すっかり忘れて入り、
本気で怖がっている…
みたいな状況だったのでしょう。

あの夢のおかげで
私は自分が作ったお化け屋敷の
外へ出ることができました。(笑)

いま見えている現実が苦しいときは
自分が作ったお化け屋敷の中にいる…
と思い出し、その上で、
もう少し中でこの体験を楽しむか、
もうこの体験はいらないので外へ出るか、
自分で選べば良いのです。


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