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ホロスコープにある「月」を知るということ

「月」は、私たちが住む地球に最も近い星で、太陽の次に明るい天体(地球から見てね)。
星よみの世界でも、その輝きの強さどおり、月は私たちにさまざまな影響を与えるものと考えられています。

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太陽が意識的な世界を象徴するものなら、月は無意識的な世界(自覚できない、目には見えない)を象徴するもの。
社会的な「大人の自分」の象徴が太陽なら、その内側に隠されている子どもの自分(素の自分)の象徴が月にあたります。

内側に隠されている子どもの自分って、人が年齢を重ねて、それこそいい大人になったとしても心の中にずっとあり続けるものと思います。

月が示す内なる子どもの部分は、ある意味とてもワガママで非合理的のよう。甘ったれで無茶苦茶のように見えるときもあると思います。
そんな本能的な子どもの自分の欲求を普段の私たちは、大人の自分が理性や社会性でもって抑えつけようとしているんだと思います。

だけどあんまり強く押さえつけてしまうと、私たちはどうなってしまうと思いますか?
あなたは想像できるかな。。

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本能的な子どもの自分を強く抑えすぎてしまうと、私たちの心はとても不安定になってしまうんですよ。
人によっては、生き苦しさを感じることもあるし、ストレスを抱えて病気になってしまうこともあります。

本能的な子どもの自分がある程度満たされていること。
これが私たちの心の安定を取り戻す一つの方法でもあるんだけど、意外とそこに気づけてない大人の方が多かったりするのです。

自分の心が満たされて安心できていると、心や身体は元気でいられるし、幸福度も高くなる。今はピンとこなくても、いつかあなたにも気づける時がくると思います。

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話しが少し逸れてしまったから、ホロスコープの「月」の話しに戻すことにしましょう…。

月は私たちの内面的な部分の象徴と言ったけれど、つまり月が満たされている人は

・前向きに頑張ることができる
・多少の困難に耐えることができる

みたいなことに繋がるんだと思います。

逆に月が満たされないでいると、たとえどんなに贅沢な暮らしをしていても、心はいつまで経っても満たされない。本当の幸せを感じることができない。そんな感覚なんじゃないかと思います。

これがホロスコープの「月」の状態なのです。

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そう考えると、自分の心の安定を保つためにどうしたらいいのかを理解しておくことは、とても意味があることのように思いませんか?

自分の心の欲求を上手に解放してあげること。
これができれば、過剰なストレスを抱えたり、病気をつくることも減らせるんじゃないかと思うのです。

あなたもいつか、自分のホロスコープにある月の星座を見て、内なる子どもを探してみてくださいね。太陽星座では知り得なかった、自分の心の奥深くにある本来の姿をじっくり感じてみてほしいなと思います。


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