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【母姉vs私】の関係。女性がニガテになったワケ

女性の集団がニガテになった大きな原因が、母&姉と私の関係にあるといっても過言ではない。

まず姉との関係が決定的に悪くなったのは、大人になってからである。
詳しくは後述するが、お互いに幼少期から小さな怒りや憎しみを沸々と貯めてきたのだろう。

小学生の時、父が遠いところで単身赴任になった。
そのため6年間、私・姉・母の女子3人で暮らしていた。
母は、私たちを育てるのに忙しく、遅くになっても帰ってこないことがあった。

姉がかわりに冷凍うどんなどを作ってくれていた気がするが、
姉とよく大きく喧嘩をしていたことしか正直あまり覚えていない。

ある日、姉の感情が爆発したのか、
怒り狂って包丁を私に向けてきたことがあった。
さすがに私が悪いと思って、その時は謝ったが、
「この姉、やべぇ・・」と子供ながらに思った。

暴力沙汰の喧嘩になって、壁をブチ破ったこともあるので、
いつもは冷静な姉の表情の裏には、マグマのような私への恨みがあるのだなと思った。

姉と母の仲がいいため、よく3人でテレビを見ているときに
私が「この人キレイだね」と言っても、
母が「いや、そうは思わない」というと姉も「そうだ、そうだ」と
同調して、結果的に私が否定されるのが日常茶飯事だった。

これが、地味につらかった。
すべては2人に言い負かされるため、徐々に自分の意見を言うのが怖くなっていった。

この出来事が辛いと思っていた李、恨みに代わっていたのに気づいたのは、私が大人になってからなのだが。

また、姉から子供のときによく言われていたことがある。
「お前は何もできないくせに」という言葉だった。

姉なりに自分のなにかを守ろうとしていたのかもしれないが、
この言葉は33歳になっても、苦しめ続けている。
(これを乗り越えるのは、自分を救うことだと思っている)

中学生の時には、私が学校内でイジメにあっていた。
姉が何か励ましの言葉をくれるかと思いきや、
完全にスルーだった。
どんな言葉をかけたらいいのかわからなかったのだろうか。
それとも、「ざまあみろ」とでも思っていたのだろうか。
・・少しはサポートしてほしかった。

大人になってから、私が目標にしていた海外就労を叶え、
しかし現地で体を壊し1年で帰国してしまったとき、姉は
「いいよねぇ。体調崩せば、こうやって甘えられるんだから。」
と言った。
私は「あなたみたいな人生不満だらけの人間には絶対にならない」といった。
これ以降、私の中で姉への妹思い期待値は、完全にマイナスになった。
それから、お互いに喋らなくなっていった。

「ああ、この人はやっぱり私への恨みが相当あるんだろうな」
と思った。

”仲良し姉妹”というものが羨ましくて仕方ないのだが、
これが私の人生なのだから仕方がない。

一方、母との関係も悪い。
性格や考え方が、まるで合わないのだ。

まず母は、言葉がどぎつい。
それから、勝手に突然怒り狂っては手が付けられなくなる
なかなかの激情タイプである。
(この点に関しては、他の母もそうだと聞いたのでちょっと安心)

それでも、母は「過保護」である。
イジメや体調不良、うつ病で苦しむ私を
守ってくれていた。

考え方や対応が難しいため、母と関係を続けるのに違和感を感じる時もあったが、
守ってくれる母を最初は安心して頼っていた。
しかし、私がうつ病の時、母は姉に話していた。
「もーー、すっごい面倒くさい」と。

・・・・もっと言葉を選んでくれたらいいのに。

姉と母は、こうやってつながっているのである。
姉と母は、私の悪口吐露も含め、お互い精神的に助け合っている。

だから、今までのことが積み重なって、姉と母が一緒にいるときには、
「絶対に私の悪口を言っている。私を馬鹿にし、見下してる」
と思うようになってしまった。

人生において、女性や、女性の集団がニガテなのは、
おそらく、母姉vs私の関係に一因があると思う。
(まあ、個人主義志向のつよい私の性格もあるが)

女性が数人集まっているだけで、私の愚痴を言っているのだとも思うし、
結局、なにかがキッカケで私は嫌われると思ってしまう。
そして、「軽んじられる」とも。

姉のようなプライド高めの高飛車女性もニガテだし、
母のような高圧的な人もニガテすぎる。

・・・・今、実家で暮らしていて、母と姉がいる(最悪である)。
母と姉とすれ違うだけで、胸の奥の下のほうの重いところが、
ぎゅっと押されて息苦しくなる。

本来はいらぬ人生のところで、こうやってもう一度吐き出さずにはいられないほど彼らへの憎しみがふつふつと湧き上がってきている。

早く、ここから脱出しなければ。
早く、自分できちんと稼げるようにならなければ。

そう思いながらも、こうして40分も書き出しに時間を使ってしまっているのだから、まだまだ私は弱い。


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