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災害対策 ~運動編~

こんにちは。
公平病院のにじいろの会です。

前回は「災害対策 ~食事編~」ということで、災害時の食事に関しての注意点や対策をご紹介させていただきました。
今回は災害時に起こりうるお身体に関しての注意点や対策についてご紹介させていただきます。

災害時に特に注意が必要なことは、「肺血栓塞栓症」や「深部静脈血栓症」、いわゆる「エコノミークラス症候群」と呼ばれるものです。
長時間動かないことで血流が悪くなり、血栓が血管を詰まらせてしまいます。
災害時の避難所では、日常生活に比べ動くことが減るため、このようなリスクが非常に高まります。
そのため、少しでも身体を動かすことが大切になります。

具体的な対策として、
①寝ているもしくは座っている姿勢を長時間続けることを避ける
②歩いたり、足首の運動を行ったりする
③十分な水分摂取
④異変を感じた場合(息切れ、胸の痛み、足のむくみや痛みなど)は、放置せず医療者に報告する
などがあります。

災害時はもちろんのこと、普段の生活でもエコノミークラス症候群は起こりえます。
普段から、適度な運動を行う習慣は大切です。
ぜひ、お身体に合わせて無理のない運動を継続して行いましょう。


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