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思い出から元気が

これもハナコのおかげだね
私の周りには暖かさがイッパイなことに気付かされる

大家さんにご挨拶をしてきた
動物と暮らすことを心から歓迎してくださっていて
入居するときから、とてもいいお部屋に出会えたと思った

「一緒にお世話になっていた犬が亡くなりました
先日火葬もすませてきました
同居をお許しくださり、ありがとうございました」

そのお礼だけを言って失礼するつもりだった

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『ハナちゃんでしたっけ?
最近みないなーと思ってたけど、そうでしたか。
いくつだったの?
病気になっちゃったの?
つい最近まで元気にお散歩してたように思ったのにね

うちもね 18歳の猫が亡くなった時は淋しくてね
何をしても思い出しちゃう
でも思い出すことは、いいことなんだよ
いっぱい思い出してあげて、その思い出から元気がもらえるからね』

お線香もあげてくださり、
『庭に骨を埋めてあげたらいい
一部でもいいし、全部でも構わないよ
毎日お参りもできるしね』
というお話までしてくださった

まだしばらくは一緒に居たいと思っているけど
こんなお話までいただけるなんて、本当にありがたい

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犬が好きで
犬と暮らすことが一部となってきた

ハナコが私にとって最後の相棒犬となるだろう

先代の犬たち同様 愛すべき小さな物いわぬ相棒
その姿を黙って見ていてくれた人たちが
今 フワフワと崩れそうになっている私を
支えてくださる

私の相棒たちは、姿は見えないけど、
側で見守り支えてくれること
それをいつまでも感じていたい

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