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頭ぶん殴られた備忘録〜1/19ケーススタディ新年会に参加して〜

先週末、大阪なんばで開催されたCASE STUDY新年会に飛び込んできたんですが、頭をぶん殴られたくらいの衝撃をもらったので、自分の考えをまとめるため&忘れないために書いておく。

自分はほんとにこの世界が好きだったのか。

一言でこれに尽きる。
なんとなく感じてはいたけれど、見て見ぬふりしていたようなこの問いをストレートにぶん投げかけられた一夜でした。。

集中し始めると時間を忘れて没頭してしまうくらいこの仕事が好きだと思っていた。
けど本当に自分はコードを書くことが好きだったのだろうか?という、自分がいつか根本的に問わないといけないような問いを完全に強制的に投げかけられました。。。

自分はコードを書く上で何が楽しかったんだろうか。
何を作りたかったからコード書きたいって言ってたんだろうか。
コーディング好き。それってほんとか?
この仕事の何が自分は好きだったのだろう。
ほんとに好きなんだったら世に出ているいろんなサイトを夢中で見漁ったり、同じ表現を自分もできないかと思考錯誤もっとしていたんじゃないか。

新しい技術を習得することは楽しかったけど、それって何かを表現するための手段でしかない。
自分はそれを持って何をしたかったんだろう?
クライアントのため、人のため、社会のためになるような何かをしたかったなんて、口が裂けても人前で言えただろうか。
この実装は〇〇するためにめっちゃこだわって作ったんです!!!って情熱的にいくらでも語れるような、そんな実績が自分にあったろうか。
自分が作りたいものは何だったんだ?
何のための手段として、コードを書いていたんだ?

好きだと思い込んでいたこの仕事だけど、あの場にいた人たちと同じくらい情熱をもって仕事してきたんだろうか。
会社でもいつもデザイナーさんたちが楽しそうに苦しそうにデザインを生み出していたけど、それと同じ情熱をもって自分はコーディングしてたろうか。やっつけ仕事ばっかりしてなかったろうか。
ちょっとだけコードが書ける自分が好きなだけだったかもしれない。
何をもってコーディングが好きだって言えていたのかわからなくなった。

人にはいろんな生き方があるし、どんな生き方をするかは自分が決めることだから正解も間違いもないはずだけど、もし私があの場にいた人たちのように燃えるパッションと遊び心でコードを書くのが好きなんじゃなかったら、「没頭するほどコードが好き」なんて言えたもんじゃないと思った。うすっぺらすぎて。

自分と同じ経験年数の同期であると言えるような方々との圧倒的なレベルの差。いや、モチベーションの差なのか。その方たちにはたぶん常に表現したい何かがある。心の中で沸々と湧いてくるパッションがある。
だから貪るようにいろんなものを見に行くし、掴みに行くし、学ぶものやりたいことがあるからとめどなく発信もする。作りたい何かを目掛けてどんどん追求していく。

自分は?自分はこの3年をどうやって過ごしてきたろうか。与えられたものを形にしてそれなりに成長して、確かにいままでの人生の中でも一番充実した毎日を過ごしていたように思う。でもそれって自分で掴み取ったというよりかは、職場に恵まれていたからなだけじゃないか。その場にいたら誰でもそうなれるくらい、受動的に成長した分でしかないのかもしれない。

それが正解とか不正解とかそんな問題じゃなく、自分はこの一回の人生をどう生きたいかって思ったときに、やだって思ってしまった。
私はケーススタディであの光景を見てしまった。
多分あそこに集まってきた人たちは常に手を動かしている。動かしたくなる動機、好奇心、表現したいもの、やり遂げたいこと、遊び心、そうゆうパッションに突き動かされて、手を動かして、発信もしてきたからあの場にいられる。

自分が好きなものが何かを自分で判断できて、作りたいものがあって、行きたい場所があって、見たいものがあって。
他人と比較してどうこうじゃなくて、自分がどうしたいこうしたいってゆう核がなかったらスキルなんてなんの意味もないや。
すんごく大袈裟に掘り下げたようだけど、今回私が一番深く感じたことはこのようなことでした。

わたしは何が好きなんだろう。
好きな音楽は?趣味は?場所は?人は?お店は?服は?作家さんは?Webサイトは?
好きこそものの上手なれなのに、私は自分が何が好きなのかわからない。自分が作りたいものがなんなのかを情熱的に語れるようになりたいな。笑
こんなこと言っている時点でもうあの場にいたような人たちと次元が違うなって完全に思う。笑
思うけど、それに気づけてよかった。スタートはまたここからだ。

書いてみるとすんごく暗く思えるようなんだけど、幸い自分の心は暗い方向へではなくて、だったら自分を見つめ直してもっとその先を見たい、追求していきたいという方向へ向いてる。

いやぁ、ほんと飛び込むべくして飛び込んだケーススタディ2024でした!!!
大事な気づきをくれた、素晴らしい機会を作ってくださった方へ感謝です!!飛び込んで大正解だった!!私の人生はこうでなくっちゃ!!





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