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フットサルに恩返しするその日まで。

この度バルドラール浦安を退団することにしました。当面、Fリーグ・競技フットサルから離れることを決意しました。
2015年からFリーグの舞台でプレーさせていただきました。チームの関係者、スタッフ、チームメイト、サポーターの皆様、応援して下さった方々にはこの場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
(コロナもあり直接ご挨拶できていなく申し訳ありません。)

チームメイトやスタッフにも説明しきれていない上、お世話になった方にもご挨拶できていない分、正直にこれまでの経緯やこれからの話ができればと思い、このnoteを書きました。

辞める理由か続ける理由か。

今まで競技を辞める理由なんて探せばいくらでもありました。僕はチームから年俸をもらっているわけでもないし、練習に行くほど大赤字でした。年末の支払調書に書かれた額はお年玉くらいです。それでもたくさんの方が本当に支えて下さって、ここまでプレーできました。

自分だけに目を向けると、Fリーグで5, 6年間続けられた、もっと言えば、サッカーを始めて25年間続けられたのは、辞めない理由が強烈に強かったからです。

それはフットボールというスポーツが奥深くて面白かったし、難しいから上手くなりたかっただけでした。

正直、このまま続けても上手くなれないと思ったのが1番大きな理由です。

辞める理由がたくさんありすぎたというよりは、続ける理由が僕の中で小さくなってしまったのだと思います。

まだまだ稼ぐぞ

もう一つ理由を挙げるなら、祖父の他界です。数年前までは一緒にゴルフをしていたくらい元気でしたが12月に他界しました。普段から頻繁に会っていたわけではないですが、元気だったのに、、と思うとものすごくショックな出来事でした。

祖父は最期まで「まだまだ稼ぐぞ」と言ってたほど実業家でした。手術をいくらしてもそんなことを言っていた祖父の姿が忘れられません。まだまだ稼ぐ途中だったと思います。これまでどんなビジネスをしてどんな経験をして来たか、ぼくがもっと聞きたいこともたくさんありました。祖父はぼくが一番大好きな実業家です。

自分も途中になっても、できる限りやってやろうと思ったのがこの時です。

ぼくがフットサルを始めた頃、Fリーグはこれから伸びる!と思っていました。今、Fリーグは逆に縮小しています。事業の成長性や自分の生活を考えると、ぼくには厳しい世界でした。

もっと社会に貢献できるようになりたい。そう考えて、フットサルから離れることにしました。もっと成長していつか恩返しができるように。

これから何をしよう?

これまで練習と試合に使っていた時間は、週4回練習+試合だとして、移動も含めると1週間で大体20時間前後でしょう。

月80時間もあるので、本格的に不動産事業を始めることにしました。今後は、ブロックチェーン関連事業と不動産関連事業の2軸でがんばりたいと思います。また、同じ土地に居続ける理由もないので、週末から多拠点生活を始めることにしました。

集権的な組織はもうダメ。ここ2年くらいでよくわかりました。これからはDAOを目指し、自律分散的な社会をブロックチェーンと不動産を通じて模索したいと思います。

ここまでお読みいただいてありがとうございました。最後に、いつも陰ながら支えてくれた皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

みなさまからサポートしていただいた資金は、フットサルの普及活動に利用させていただきます。