細やかな気づかいは本物には必要かもしれない
宮崎でオープンが予定されている某レストランのレセプションへ行ってきた。
社会人になってから学生の頃より少しお金を持つようになり、
これまでに何度か高めのフルコースを食してきた。
どれも素晴らしい味のものばかりでいつも感動する。
今回のレセプションの料理もちろん同様に美味しかった。
ただ料理の美味しさよりも目を引いたものがある。
サービスの気づかい力と空間の作り込み方だ。
どういう所に気づかいを感じたか。
男女のペアは窓際の少し静かな席へ
大人数の家族連れは広めのゆったりした席へ
左利き気づかれた瞬間から左利きに適した皿・シルバーの配置へ変更
少し食べづらいと感じたら声をかけなくても適切なシルバーが運ばれてくる
トイレへ行こうとしたら迷わないように案内をしてくれる
飲み物や食べ物の残り具合で次の料理の提供を遅くする
など。
これをこちらは意識せず、気がついたらそういう状況になっていた。
それが何よりも感動した。
空間の作り込みにおいても清潔感・導線どれをとっても美しかった。
とくにトイレは驚いた。
多目的トイレではなく、多機能トイレだったこと。
とてもいろいろな人への想いが張り巡らされていて感動した。
自分も仕事をしている時、人と接する時にこれほどまでの気づかいができているだろうか。
ふと、ご飯を食べながらそんなことが思い浮かんだ。
料理やレストランに限った話ではなく、この様な気づかいができる人間になりたいと思った。
当人が気がついた時には、全てがストレスなしに進んでいる状態を作り出せる人が本物なのかもしれない・・・
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