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ものと語りと語られぬもの③

情報資格試験さんの記事、第3回目となります。一旦これが最終回です。
1回目、2回目の記事はコチラ

お疲れ様です、情報資格試験(じょうほうしかくしけん)です。
よろしくお願いいたします。

エッセイ調、小難しい文というパターンで書き連ねてきましたが、
今回で最後となるはずです!

さて、

・情報資格試験とは
・もの思う当事者
・「ものと語り」のその後に
・これからの活動

ものと語りと語られぬものの中で、語り忘れてはいけない
「これからの活動」についてこの記事への紹介を許可していただけたあるお方についても、まとめてピックアップさせていただきます!

・公式サイト立ち上げ!
 活動をしていくにあたって、自分の連絡窓口が欲しいーーというよりも、それを兼ね備えた紹介ウェブページがあれば、活動や作品も発信していけるのでは…と考えておりました。
 表現活動をしていく中で、SNSやホームページがあればURLのリンクを貼りますよ、といわれるのはこのご時世では当たり前のもので、プラットフォームに依存するSNSでは流行り廃りがあって「きちんとホムペ欲しいなあ」と、どこかで感じていました。
 
 そんな折に「ウェブサイトを本業にしているVTuber」が近くにいると知ってはいましたが、いかんせん発注を気軽にできるほど儲けがないため、難しいなあと指をくわえていましたが…

 その時に「国から文化芸術をするアーティストにお金が出る」というニュースを聞き、これはもしかすると…と策を練りました。

 ホムペが欲しい → その依頼料に充てる? → 文化芸術活動ではないのでダメそう。

 ホムペが欲しい ← これを「創作活動」にできれば? ← VTuberなら、これの創作を配信として、自分はここにコラボ創作という形にのっかる ← 広義の文化芸術活動!? ← 採択!!

ねものぅとコラボかがみ画像

ということで、ドドン!

 VTuberでVCreatorである「NEMOKNOW-ねものぅ-」さんに情報資格試験のサイト作成と、その内容配信をお願いしたところ、ご快諾いただきましたー!(ドンドンパフパフ)

 1回以上の配信で、内容は問いませんとお任せしておりましたが、公式サイトが作られていく過程ほぼすべてを配信していただき、そして最後には厚かましくも情報資格試験が対談させてもらうという大サービスをしていただきました! やはり、サイト作成のプロであり配信のプロである方に手掛けていただけることは、ハイクオリティのサイトが手に入りつつ、その情報発信もできたことは、本当に大きいことでした。
 改めて、ねものぅさんには感謝。是非皆さん、サイトやネットショッピングサイト等の作成は、ねものぅさんに聞いてみましょう(宣伝)。

 サイト作成にあたり、それまでの私の経緯や実績をまとめることとなりました。どんな作品をつくり、どんな表現を発表していったのか、また内々に何を考えていったのか。

 詳細は、上記の公式サイトの「経歴」に並んでおりますが、この場でも改めてご紹介させてください。

・これからの活動

 アール・ブリュットとしてデビューし、障害者芸術というものに触れ、自分が障害者芸術として発表する権利を持っていることを再確認した後は、障害者のアート、作品を発表する場を探し回っていました。
 障害者のパフォーマンスのグループにもエントリーするも、表現の実現には物理的にも人との関わり合いなど、大きな障壁がいくつもいくつも存在します。エントリーはするものの、なかなかパフォーマンスの機会を得られず、障害者芸術における大きな市場である「絵」の部門へと挑戦していきました。

 コンペに挑戦することや、障害者のパフォーマンスというものに縛られず、いち表現者として、武器を使った、またやられる見せ方を使った表現へも挑戦していきます。

 殺陣という、相手がいて実現する表現だけではなく、VFXアクションリレーなど、現場に自分ひとりだけでも出来る表現があるのだと感じるようになり(ここはたくさんの方へ超絶他力本願でしたが…)、ついに念願であったナカノマタの猫又伝説に挑むことになりました。

 これは、関連する人が出てくるのであまり詳細を語ることはできませんが、殺陣をバリバリにやっていたころ、地域伝説、伝承について絡めていくことができれば、きっと地域の方々も喜んでくれるのでは? というところから、地域のお城のお殿様の役を行い、それを見た自治体が応援してくれて、東京の有楽町で観光PRをさせていただくにまで至りました。それをきっかけによりもっと地域伝承と関わって、たとえば祭りの神楽のようなナカノマタの猫又のお芝居とも絡みたいよね、というお話はありました。

 結局は、実現に至りませんでしたが、私は障害者になり、上記のようなことを経て、自分がやってみたい表現に果敢に挑むようになりました。
 ひとりでナカノマタの方々とコンタクトをとり、許可をとりつけ、パフォーマンス、演出、脚本、ナレーション、小道具や衣装などすべてをひとりで手がける「ねこマタのなかのマタ」を作り表現しました。


 それについて、アール・ブリュットである、という見方もあるでしょうし、ごくごく普通に一般的に一人芝居を打ち上げたとも言えるはずです。発信者や作り手は、受信者や受け取り手がどこまで何を感じるのか、大きく考える場合もなくはないのですが、ふだんはそこまで大きくは考えません。

 障害者になること、障害者手帳を取得することは、障害者としての権利を得るため。

 そんなことを、サナトリウムの中で言われたことを思い出します。障害者になることが人間として破滅させられることと同義と嘆いていたときに、手帳を取得する決心になった言葉です。障害者というコンテンツで勝負ができる、使えるチャンネルが増えるという意味に解釈でき、私は手帳を手にして障害者となりました。

 存分に使うなら、純粋に表現がおもしろいから情報資格試験を使ってみようというだけでなく、障害者支援という福祉の面で消費してもらうという売り方も見えています。
 表現ができる環境や、おもしろいものがあれば、積極的に表現し、発信していきたいと思っています。地域伝承では、森鴎外の山椒大夫にまつわる「安寿と厨子王」についても表現できまいか思案してみたり(でも難しいなあと頓挫しています)、地域の伝説なんかも調べあさったりもします。
 近々では、2022年の3月春分の日の連休において、情報資格試験がプロデュースする「ふつうじゃない」表現も皆さまにお披露目していきたいと思っています。

ねこまた立ち絵

 ご依頼、コラボ、また「こんな表現の場があるよ」などの情報、お声がけは随時お待ちしています! またこのコラムについて良い反応をしていただければ、またnoteを書かせてもらえる(?、かもしれないので、どうか皆さま評価してもらえると幸いです)

 ぜひ、公式サイトをチェックして、ご連絡をお待ちしております。

 ※なお、2022年3月末まで、新潟県のマッチング事業を使うと依頼料半額キャッシュバックされます! ぜひご活用ください。



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