学びは裏切らない -猫の自己紹介-
にぃ猫です。今更ながらnoteを始めてみました。
第1回の記事では、僕の自己紹介がてら、少しだけ過去をかいつまんで話すとともに、勉強に対する想いを簡単に書いてみようと思います。掘り下げて書いていくのはまたこの後の記事でということで。
1.にぃ猫の幼少期
今でこそ社会人大学院に通ったりしていることもあり、知らない方からしたら、ある程度順調に学びを継続しているように見えるかもしれませんが、僕自身紆余曲折というものがありました。
幼少期はシングルマザーの家庭で育ったこともあり、電気・ガス・水道の全てが止まる家で暮らすことになる等、非常に貧乏で、満足にご飯を食べることも苦労していた時代もありました。
その結果、15歳に中学を卒業した後、その足でバイト先(ガソリンスタンド)を見つけて働く等、高校に行くことを諦めて、フリーター生活を送っていました。
この当時は、親子で親が抱えた借金を返すということを目指して、色々なバイトを積み重ね、20歳中卒フリーターという環境で僕の10代は終わりました。
とは言っても、この時期を暗黒期と言う風に思っている訳でもなく、母親は僕を大切にしてくれたし、おばあちゃんが作ってくれたきゅうりの塩もみは、今でもたまに自分で作って食べるくらい美味しかったし、この環境を悔やんでいる訳ではありません。親権裁判で母親についていくと決めたことは今でも後悔していないし、既に亡くなっていますが、母親には感謝しています。
2.そうだ資格を取ろう!でも・・・
このままじゃダメだと思って、10代で少しずつ貯金してきたお金を使って、通信制の高校に通ったのが20歳から21歳になろうとしている時でした。
ただ、学校に通ったとき、「目的無く、高校を卒業しても人生は変わらない」と痛感し、何を勉強しようかと決めた時、「資格を取ろう!」と決め、高校だけではなく、資格勉強を始めることにしました。
ただ、ここで猫に一つの難問が頭によぎりました。
「何の資格を取ればいいんだ?」
そうです。この頃の猫は「何を勉強すればいいか」というのが判らなかったのです。そこで、まずは資格そのものを勉強するところから始まりました。
3.資格というものを勉強
世の中には色々な資格があることを猫は知りました。
そこで猫は、最初に学んだのは、漢字を知るために、「漢字検定4級」と昔ガソリンスタンドで仕事していたので「乙4類危険物取扱者」の勉強を始めることにしました。
勉強を始めた頃は、親も含めて誰も僕が勉強するなんて思っていなかったので、周囲の声は冷ややかなものでした。
「勉強しても人生は変わらない。お前はもう負け犬だ。」
「勉強なんてしてないで、もっと楽しく過ごそうよ☆」
「お前は学が無いんだから、今更学んでもバカはバカのまま」
こういう声は聴き飽きるくらいでした。でも、漢字検定の勉強も危険物取扱者の勉強も、猫にとっては新鮮で、資格を取得する目的というのも相まって、学ぶことの楽しさを知ることが出来ました。
4.そして合格、続く資格への道
そして、漢字検定については4級と3級、乙4類危険物取扱者の資格試験に合格しました。家に届いた合格証書と手にした免許証は重みがあり、非常に感動したことをついこの間のように思い出します。
そこで猫は思いました。
自分がやりたいこと・自分が知らないことを学ぶために、資格試験の勉強をすることは無駄ではないと。
5.資格を使って仕事をする、仕事をするために資格を取る
高校に行きつつ、フリーターしていたので、掛け持ちでガソリンスタンドでもバイトをすることにしました。その時に乙4類危険物取扱者を持っているというだけで、ほとんどのガソリンスタンドで採用され、月額5,000円程の資格手当もつけてくれました。
当時80時間程度のバイトで、時給800円。
そこにつけられる資格手当5,000円って実は大きいんですよね。
ここで、猫は知りました。
資格を取れば、仕事に繋がるし、収入も増えるんだと。
そこから、資格を取ったら仕事を探してみよう。そして、やりたいことが見つかったら資格を取ろうと。そこから、猫の資格取得への道というのが始まりました。ここからの話は長くなるので、今後少しずつ話していきます。
6.学ぶことが成果に繋がれば周囲も変わる
その後、高校在学中に就職し、高校を25歳で卒業し、働きながら通信制の大学に入学し、30歳で通信制の大学を卒業しました。更に資格勉強も続けていたので、資格も積み重ねてまいりました。
この頃になると、ノイズも減り、少しずつ仲間が増えていきました。
勉強したいという話をしても、「変わり者だねぇ」と言われることはあっても「学ぶことが無駄」という人は減りました。
ある程度の信念をもって、自分を信じて行動することで周囲は少しずつでも変わっていくものだというのを知りました。周囲の声というのは無責任なものと切って捨てるのは簡単ではありますが、ノイズは多いより少ない方が良いものだったりします。
故に、ノイズがうざいと思う方は、最初は辛いと思います。それでも、自分も変化していかないといけないというのはありますが、自分を信じて行動することで、少しずつ周囲も変化していきます。
心無い声を送る人がいたとしたら、「その人は何故そのようなことをいうのか」というのを考えてみると良いかもしれません。そうすれば自分がどのように変化すればよいのかが少しだけ見えると思います。
7.勉強は楽しむもの
学ぶというのは最高の贅沢だと思っています。時間を捻出し、参考書をお金を出して購入する必要があります。僕自身も最初の危険物取扱者とかを取得していたころは、昼飯を抜くことで参考書代をためていました。
そこまで、苦労して貯めたお金を無味乾燥な参考書を買うという思いを持って勉強しても辛いだけなので、「新しいことが学べる幸せ!」と思いながら学んだほうが幸せだと思います。
特に義務教育ではないので、勉強に強制力がありません。
故に、苦しいと思いながら学ぶよりも、楽しいと思いながら学ぶのとでは雲泥の差があります。むしろ楽しくないと思い続けるのであれば、その勉強から一歩引く時期も必要なのかなとも思います。
僕自身、資格試験については「合格証書が手に入る幸せ」と「その知識のスタートラインに立てる」と「自分でできることが増える幸せ」を得るためにやっているので、その成果を得るためにできるだけ楽しめるように勉強しています。
8.学びは裏切らない
「学びは裏切らない」これは真実だと思っております。
少なくとも学ぶことで、自分自身に財産を築くことと同義です。
どんなに激しい借金取りが来たとしても、目に見える財産を奪い取ることができても、脳内にある自分の知識を差し押さえることはできません。
学ぶために重ねた努力と経験、学んだことで得られた知識、そして資格試験であれば合格した実績。全て学んだ人に帰属するものであり、それを奪い取ることはできません。これこそ絶対的な資産なのです。
そして、その脳内資産を活用することで、どんなに苦しい環境であっても人生を変える力になります。
多くの資格試験は受験者数が減っている。これは人口減少だけではなく、努力することを諦めてしまっている人、そして資金的な問題で努力することができない人が増えているからという風に思っています。
諦めた人が増えた時、一緒に諦めるのではなく、その時こそ逆を行くことでチャンスを掴むことができるかもしれない。厳しい時代だからこそ、足掻いて、苦しんで、成し遂げた人にチャンスが降りてくる時代になっているとも言えます。
9.猫のこれから
僕は、2021年の社労士試験合格に向けて、真剣に取り組んでいます。
何故受験することになったのか、どのように勉強しているのかはTwitterやこのnoteに書いていくつもりですが、一度は社労士試験について、ロシアンルーレットのような試験だと思い、別の道に進むことにしました。
しかし、縁あって今年の11月から来年の試験を受験するために、戻ってきました。そしてTwitterで情報発信しつつ、このnoteでも合格までの道のり、そして今まで資格試験を受験してきた時に思ったことを徒然と書いていこうと思います。
実際、これまでに話した内容についても、少しずつ深堀できればいいなとも。そういう訳で、Twitterで仲良くして頂いている皆様、そしてnoteでこの長文をお読みいただいた皆様よろしくお願いいたします。
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