巨大利権は科学を歪める
角田、藤和「南海トラフM9地震は起きない―「想定外逃れ」でつくられた超巨大地震の真実」を読んだ。
同書では「地震のプレート由来説は間違っていた」という現代人にとってはショッキングな前提に沿って書かれている。
巨大な利権の前では科学はゆがめられ、正しい議論が行われない。
近年、似たような事例を多々見かける。対立する仮説があるにも関わらず、政財官学が金儲けができる説にコミットする。そして、不都合な説を唱える人たちを言論封殺している。
不都合な真実のありそうな利権には次のようなものがある(と、私は考えている)。
・エネルギー利権
石油や天然ガスはマントル起源かもしれない(無尽蔵かもしれない)。
・医薬利権
ウィルス(病気)とワクチン(薬)がセットで作られた人工物かもしれない。
・軍事利権
軍産複合体は他国に工作して戦争を起こしているかもしれない。
・食糧利権(畜産農業利権)
種子や肥料の独占、農業政策への介入で食糧自立を妨げているものがいるかもしれない。
・地震予知利権
プレートの境界で地震が起きるというのは間違いで、現在の予知や防災に関わる取り組みは見当外れかもしれない。
・人身売買・臓器売買利権
大規模災害に乗じて人をさらっている連中があるかもしれない。
もっとあるだろう。
利権自体が悪いとは思わない。利権のために人倫にもとる悪魔の所業がなされていることが問題なのだ。
人類には新しい思想・倫理観・社会制度が必要だ。テクノリバタリアンの思想などはその萌芽なのかもしれない。
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日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。