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台湾・ウクライナ〜中露同時侵攻時の日本の損害

 浜のユーチューブチャネル HappyCatsさんがロシアによるウクライナ侵攻と中国による台湾侵攻が同時に行われる危機について配信されていた。この投稿では危機発生時の日本の損害を考えておくことにした。

開戦から占領まで

 まずは開戦時。日本を混乱に陥れ、台湾を助けに行けないようにするため、最低でも日本本土へのサイバー攻撃は行われるのではないだろうか?通信と放送は遮断もしくは偽情報が流され、金融・交通・発送電システムが機能を停止し都市は麻痺するだろう。昨年、半導体工場で起きていたような工場の不審火も頻発することもありうる。海底ケーブルと衛星通信網の破壊による海外情報の遮断やAWSなどのクラウドの停止は深刻だ。

 3.11東日本大震災後の関東の混乱が全国規模で起きる。

 米軍基地に対する直接攻撃は五分五分ではないか?真珠湾攻撃によりアメリカの世論は反日に傾き、アメリカ政府に第二次世界大戦への直接参戦の口実を与えてしまった。中国が同じ轍を踏むだろうか?ベトナム戦争ではアメリカ世論が嫌戦ムードとなった(された?)ことで、米軍の撤退となった。中国による米軍への直接攻撃の可能性は五分五分と感じる。

 国防動員法による、在日中国人による破壊工作・情報工作も懸念される。

 日本の自衛隊に対する妨害・攻撃はどうだろう?潜水艦隊に対しては、ドローン潜水艦や核爆雷により深刻な損害が出ることが懸念。水上艦艇には、大量の海上民兵とドローンによる攻撃が懸念される。この辺は考えすぎかもしれない。

 台湾・中国の在留邦人は助けられないだろう。台湾占領後の反中国諸国からの制裁に対する取引材料とされる。人質である。
 石垣島などの南西諸島住民の避難だが、海上民兵や海警による海上封鎖により失敗するのではなかろうか?こちらも人質になってしまう。(漫画 『空母 いぶき』に描かれていた通り。)

占領後

 台湾から南シナ海までの第一列島線が中国の手に落ちると、マラッカ海峡経由のインド、アラブ諸国、ヨーロッパとの通商が途絶える

 中国との緊張がある中では、彼の国からの輸入も途絶えるだろう。医薬品含めた生活必需品が品不足となり、それによる死者も出るだろう。

 自由に太平洋に出入りできるようになった中国は、太平洋の通商破壊もしくは妨害を試みる。アメリカとオーストラリアに食糧の多くを依存する日本は、さらに深刻な食糧危機に陥る。太平洋の海底ケーブルもさらに切断され、通信状況はますます悪くなるだろう。

 最終的には中距離核で恫喝されるだろう。アメリカが中国と事を構えるのを嫌えば日本は終了である。戦意を喪失した日本を、中露そして北朝鮮・韓国が切り取りにかかるだろう。

 このようなシナリオが現実化しないように、日本政府と国民は総力を上げて危機に対処すべきだ。オミクロン株どころの騒ぎではない。

(これは妄想)岸田政権は中国の属領となる準備をしている

 岸田政権に対しては不安がある。すでに諦めてしまっていて、日本が朝鮮やロシアに分割されないように、中国単独の属領として生き残る道を模索していないか?

追伸

 台湾の半導体が入って来ないのが問題と考える向きもあるが、そんなことで済むわけがないことを覚悟すべし。


日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。