ポーランドの与党PiSによるドイツへの第二次世界大戦の賠償請求というニュース

なぜ、今、このニュースが流れるのだろうか?

ポーランドがドイツに180兆円の賠償請求を考えている件

ポーランドの与党は2015年に政権について以来、ドイツに対する第二次世界大戦の賠償請求を主張しているという。おそらく急ソ連諸国に対してもだろう。

請求額は183兆円とか。もちろんドイツは応じない。ポーランド与党もやってるふりだろう。

しかし、ポーランド国民が乗り気になり、この話が本格化すればドイツはポーランドと激しく対立する。ウクライナ支援で結束しているという宣伝文句とは裏腹な状態だ。

ロシアによる分断工作なのかもしれない。

または、反グローバリズムの流れを受けて民族主義者や国家主義者が、台頭していることと関係があるのだろうか?

このニュースを取り上げているのは、欧州共同体もしくは北大西洋条約機構NATOの分断を印象付けたいからか?

はたまた、実際に分断の危機にあるのが事実というだけか?

冬にはわかる

ドイツ含む欧州諸国は、ロシアによる天然ガス供給の縮小で大きなダメージを受けつつある。このような中で、味方であるはずのポーランドが、ドイツを後ろから刺すようなことをすればどうなるだろうか?

欧州共同体で一人勝ちしようとしていたドイツも問題とは思う。しかし、結束できない欧州共同体やNATOは恐れるには足りないだろう。

天然ガスの供給が逼迫する冬になれば、欧州共同体の運命が明らかになっていくのかもしれない。

日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。