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第三次世界大戦勃発か?アメリカとロシアの対立を日本は無視していいのか

 ウクライナ戦争はアメリカの一極覇権の終焉を象徴しています。ロシアのプーチン大統領はアメリカの一極覇権に対抗することを公然と主張するようになりました。持っている資源や軍備(核兵器を含む)の量を考えると、この二つの国だけが大国と称することができるでしょう。200年前、トクヴィルはこの二つの国を中心にした世界の覇権争いを予言していました。冷戦の終結により、一旦は終わったように思われましたが、力をつけたロシアは再び立ち上がってきました。

 ウクライナの現状において、アメリカの支援が期待できなくなった中、ゼレンスキー大統領は停戦には消極的です。しかし、現状のまま無理な戦いを続けると戦線が崩壊し、ドニエプル川以東と黒海沿岸部がロシアに帰属する可能性が高まります。

 そんな中、アメリカは中東と極東で対立を深めようとしているように見えます。第三次世界大戦の始まりとなるかもしれません。この危険な状況にもかかわらず、日本政府はアメリカの要求にすなおに従っているようです。戦争を避けるために、日本は方向転換するべきです。

  • ウクライナ戦争はアメリカの一極覇権の終焉を象徴しており、ロシアのプーチン大統領はアメリカに対抗する意思を公然と表明している。

  • アメリカとロシアは資源や軍備の面で他の国に比べて大国と言える存在であり、この二つの国を中心に覇権争いが起きている。

  • ウクライナの現状ではアメリカの支援が期待できず、ゼレンスキー大統領は停戦に消極的だが、現状維持のままではロシアに帰属する地域が増える危険性が高まっている。


日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。