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天地組織之原理(138) -大国主大神の御祭- ●

#00897 2024.5.10

「故(かれ)、白(まお)したまひし随(まにま)に、出雲国の多芸志(たぎし)の小濱に天之御舎(あめのみあらか)を造りて」
 
 この明文は聞こえたる通り始め大国主大神より大宮造りのことを天津大神に乞ひ給ひしを諾(うべな)ひ給ひて、高皇産霊大神の詔以て神等の造り給ひし大宮を云ふなり。今の杵築(きづき)大社の初めて成りし本津(もとつ)大宮これなり。 #0891【天地組織之原理(132) -大国主大神の大宮造り-】>>
 この次に櫛八玉神(くしやたまのかみ)膳夫(かしわで)と為りて大国主大神に天之御饗(あめのみあえ)奉り給ふ伝をも明文に加ふべきなれども、紙数既に盡きたればこゝに明文を朗読してその要点のみ講じ置くべし。

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