世界株 ハイテク不調な1年 1/30
このグラフは、1月30日時点の日米と中国・ブラジルETF指数比較データです。日本株とアメリカ株の営業日の違いにより、日本株は1年より少し長い期間が対象となっていますのでよろしくお願いします。
今回はVIX指数の変動もグラフに付け足してみました。
長い時間軸でみるとVIXが高くなってもその瞬間とちょい後に影響が出るだけで大局にはあまり大きな影響が無いように見えます。
しかし、VIXとARKKの動きはかなり逆連動しており、VIXの動きに瞬時に反応していることが分かります。VIXの上昇時に暴落し、ヨコヨコかやや回復したのち、またVIXの上昇で暴落するといったサイクルのようなものを繰り返しており、恐怖の対象がARKKのセクターだった事が考えられます。
また、ARKKにつられて日本のマザーズが少し遅れてついて行っているようにも見えます。また、ブラジルETF(EWZ)と中国ハイテクETF(KWEB)は去年の8月から同じような動きをしており、ARKKとマザーズと少し似ているような印象をうけますが、今年に入ってから大きく異なっており、ARKKとマザーズは続落、KWEBはヨコヨコ、EWZは他の指数やセクターが下落してる中順調に上昇していました。
今年のARKKとマザーズも、VIXが下落しているときに上昇出来ないようであれば、まだまだ下落のサインになってしまうのかもしれないですね。
・年間パフォーマンス(悪い順)
KWEB 約-60% ARKK 約-50% マザーズ 約-40%
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