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日曜日の戯言

たまに足を運ぶカフェ。
東海エリアに本店を持つチェーン店。
お店の入れ替わりが激しいこの地域で
かなりの大型店(100-150席)。
半年ぐらいの間隔で訪れています。
月の家賃は100万円ぐらいでしょうか。
同じエリアには東海のメガチェーンであり
名古屋のモーニングを知らしめたコメダ珈琲店もあります。
オープンから一年以上経っても色々落ち着かない店内。
短時間労働者の方々が定着してないものと
思われます。
フランチャイズだから本店のマニュアルが
徹底されていない可能性あり。
グーグルマップで本店の口コミを確認したところ本店も割と酷評されていました。
本社、本店が地方にある小売、飲食店は
東京の最低賃金の高さがネックとなると
聞いた事があります。
岐阜と東京の最低賃金は160円ぐらい違いがあります。
最低賃金は文字通り「最低」であり、それだけでは魅力的な求人にはならないこと。
それを理解してもらえずに同業他社に
パート、アルバイトの方々が流れていくと
聞いたことがあります。
しかし。
このカフェはフランチャイジーであり
運営会社の本社は千代田区となっているようです。
東京の賃金の高さはよくご存知のはず。

このエリアにあるチェーン店。
ジョナサン、マクドナルド、ケンタッキー、
ドトール、サンマルク、ミスタードーナツ、
スタバ、タリーズそしてドトール珈琲店。
このような熾烈な環境の中、過去には
代官山のカフェや大手ファミリーレストラン系列のハンバーガーショップや
神楽坂料亭の新業態カフェが去っていきました。
ゆっくりできるカフェが少なく、スフレ系パンケーキもこのエリアにはなかったので
開店当初はとても期待していました。
とてもユニークなポジションを勝ち取れるポテンシャルがあるのに。
接客レベルと商品の質が全てを台無しにしています。
運営会社の主たる業務は不動産業で
設立された方のバックグラウンドは
建設のち教育。
飲食店の求人広告ではあまり見かけない
精神世界系の表現がいくつかあり
センサーが反応しました。
とある団体のインタビュー記事で
創業者の方を見つけて
なんとなく腑に落ちました。
もうあのお店に行くことはありません。
フランチャイズ加盟店の審査とか無いんだろうな。

私が滞在している時も近くの席で
勧誘している声が聞こえてきました。
「勧誘行為」に対するネガティブな口コミがありましたが、都会の喫茶店ではよくある事。
と読み流していましたが、この喫茶店の目的は
それなのかも。
利益や接客レベルの向上は二の次。
勧誘行為お断りのカフェが増えるなか
堂々と勧誘できるカフェは
需要がありそうです。
もしそうだとしたら。
従業員の定着率の低さも納得です。
利益の最大化を目指す経営者であれば
そろそろ次の打ち手(撤退、売却または業態変更)を考える頃だと思いますが、
活動の場として捉えているとしたら。
まだしばらくあのカフェは存続すると思われます。

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