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細部の完成度を上げること

DELE試験受験をあっさり諦めました。
8月にある別の試験に向けて勉強しなければ。
現在仕事で英語を使う機会が週3回から4回あります。
30年以上英語を勉強していますが
一つ上のレベルになかなか辿りつけません。
私の目指すレベルは先日音羽山親方となった
元横綱の鶴竜さんです。
音羽山親方の解説はとても分かりやすく
優しい口調で辛口。甘辛解説です。
その語彙力や発声の美しさ、イントネーション等全てが素晴らしいです。
他の日本語を母語とする解説社の方よりも
遥かに美しい日本語。
どんな勉強したらあんなに外国語を
話せるようになるんだろうか。
音羽山親方が解説の日はそんな事ばかり考えてしまい取組があまり記憶に残りません。

先日もアメリカからのお客様をアテンドしたのですが早口で聞き取り率5割程度。
他のゲストの方がゆっくり優しい英語で
通訳して下さいました。
「彼女何言ってるかわかってない」と
英英通訳の度に言われました。
そこだけは聞き取れるリスニング力。

1.正しく聞き取れること
2.正確な発音と適切な単語で分かりやすく答える事

箇条書きにするとたった2つのポイントですが
なんと難しいことでしょうか。

私が圧倒的な価値を持つ何か(油田とか) を持っていれば拙い英語でも相手が歩み寄って
理解に努めてくれるかもしれません。

代替可能なサービスを提供する立場であり
後天的に英語を学んでいる者として
相手にストレスを感じさせないレベルまで
語学力を引き上げるのは至難の技です。
そして近道はない。
発音とリスニングはセットです。
聞けない音は発音できません。
やることといえばディクテーション。
ひたすら英語を聞いて、書く。
聞こえていない音が明確になります。
この作業は負荷が大きく
こんな簡単な単語も聞き取れないのか。
と落ち込むからやりたくありません。

やったところで帰国子女には敵わないし
英語を母語とする人には敵わない。
ずっとModern family を見ていたい。
しかしそれでは進歩がありません。

知識という基礎の上に語学力という
建造物が立ちます。
日本語で話せないこと、知らないことは
外国語でも話せません。

音羽山親方もおっしゃっていました。
ずっと同じ事をした勝てるのは横綱だけ。だと。

それ以外のお相撲さんは苦手分野を克服して
更に自分の強みとなる型を見つけて磨きをかける必要があるという事だと思います。

得意な型: ホスピタリティ
苦手分野:語学

幕内上位に行けるように頑張っていきます。

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