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笑う門には福来るはず!

日曜日。
朝から1日中次女がため息をつきながら「明日、学校・・・」と言っていた。
あんまりにも続くもんだから、「どうせ言うなら『明日、学校~♪』って言いなよ」と言った。

「病は気から」とか「笑う門には福来る」といったことわざから、心の持ちようが身体や状況に影響することは、昔の人も実感していたのだろうと思う。
「〇〇、やだなあ」とため息をついていれば、ちょっとだけいやだったことが、どんどんいやにはなっていかないだろうか。

ただ、無理やり笑うというのも、恐らく精神衛生上よくないと思う。
表面を繕うだけで、無理が祟って、本当に病気になってしまうかも。

私がいつも子どもたちに言うのは、物事には必ず二面以上あるということ。
先日の長女の履歴書にも長所と短所を書く欄があって、長所を短所として、短所を長所として書くこと、短所に聞えない短所を書くことなどを話した。

例えば長女の短所は「人見知り」。
でも、人見知りのいい面は何だろうか。
「人見知り」の反対は、「誰とでもすぐ仲良くなれる」ことだろう。
(スイッチを入れれば私はこれが可能だけど、デフォルトは人見知りかなあ・・・客観視できないw)
それは長所だと思う人も多いかもしれないけど、「警戒心が薄い」という短所にもつながる。
「警戒心がない」の反対は、「警戒心がある」。
つまり、「人見知り」の反面は「慎重だ」ということだろう。

どんなことやものでも、一見長所に見えても、裏側から見たら必ず欠点となりうるのだ。
逆もしかり!

だから、「学校やだな」の気持ちをそのまま放置せずに、行くことへの楽しみを考えたらいいと思う。
例えば久しぶりに友達と会えるとか、新しく買った〇〇をおろそうとか、家にいるだけはつまらないし、とか。

ストレスコントロールという意味では、「学校やだな」のようにネガティブな表現をするのではなく、せめてポジティブな表現、例えば「家にいたいな」というように変えて発言するといい。

「家にいたいな。でも、学校に行ったら友達に会えるな、新しいスカートをはいて行こうかな~」という気持ちは、「明日から学校いやだな」と相反しているわけではない。
違う面から見ているだけだ。
でも、ポジティブさが違う!

私が子どもの頃に見たハウス名作劇場のアニメで、親の遺言「毎日『よかった』を探しなさい」を実行している女の子の話があった。
(題名は覚えてなかったけど、今調べたら「愛少女ポリアンナ物語」だった。
そうそう、ポリアンナだった。
しかも、お母さんが亡くなって父子家庭かと思ってたけど、お父さんも亡くなって、「よかった探し」はお父さんの言葉だった)

まさにこれ。
本当に小さいことでいいから、いい面を見る!
コップに水が半分入っていたら、「半分しかない」じゃなくて、「半分もある!」

もちろん私だって、夏休みが終わってしまう喪失感や悲しみは分かる。
私も「あー、明日月曜日だあ」と日曜日にいう。
まあ、私は確認のためもあるかな。
明日はまた早起きしないと!って。

まあ、次女は極度に心配性で慎重派だから、何でもすごく準備をするタイプ。
多分、本人的にはそのつぶやきも心の準備のうちなんだろうけど。
(聞かされている方には、それだけで憂鬱になるつぶやき方!!!)

次女が少しでも楽しみを学校に見いだせるように、月曜日に持たせた弁当は、卵サンドにした。
日本のマヨネーズ(ドイツのはおいしくない)が高いので、大奮発の卵サンド!w
ツナマヨのおむすびも食べたいと言ってたけど、お米がなかったんだよね。

1日行ってしまえば、あとは日常が戻ってくる。
スタートは、車だって一番パワーがかかる!

「笑う門には福来る」
私の一番好きなことわざだ。
人生たった80年!(私は70年くらいでいいけど)
どうせ生きるなら苦行じゃなくて、毎日お気楽に生きていけばいい。


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