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2024春/北京-台湾-東京-台湾-上海①北京編

書こう書こうと思っているうちに、早くも次の旅行が目前になってしまった。
この春の一時帰国を振り返りたい。


そもそもの始まり

そもそもなんでこんな旅程になったかというと、
日本行きのチケットが高かったからだ。
春なのに、乗り継ぎ便なのに、一番安くても中国国際航空の1200ユーロ(約20万3000円/以下全て2024年7月の為替)だった。
色々見ていたら、中国国際航空がキャンペーン中でソウルや台湾、釜山などは609ユーロ(10万3000円)という価格を出していた。
半額だ!
台湾や釜山から東京までLCCでチケットを追加しても、直接日本に行くより安い。
よーし、プラスα旅行しよう!
まあ、今回は夫が行かなかったので、飛行機大好きの女子3人だったので可能な話。
夫は飛行機が嫌いなので、絶対直行便がいい!というに決まっている。
でも、直行便でも今は14時間・・・

さて、次女は釜山、長女は行ったことがない台湾がいいという。
私の妹が大の台湾好きで何度も行っていて、台湾なら現地で合流するというので、姉妹二組の台北旅行に決めた。

去年大韓航空で日本に帰省したときには、わざとトランジットの時間が長いものを選んで、往復とも1泊ずつした。
そのときはソウル市内にまで出て、観光もまあ詰めつめでたっぷりできた!
それに味をしめていたので、今回も往路北京、復路上海を一番長いトランジット時間で取った。

中国国際航空は翌日にまたがるトランジットは無料でホテルを取ってくれる。
もちろん数に限りがあるということだったので、自腹だとしても、そんなに高くなくそれぞれの都市で取れたので、とりあえず仮押さえした。
トランジットホテルが予約できるのは結構間近なので、予定している人は自分でも押さえておくことをお勧めする。

そんなわけで、フランクフルト-北京1泊-台湾4泊-東京-台湾1泊-上海1泊-フランクフルトというアジア周遊旅行が決まったのだった。


中国のトランジット

トランジット24時間、72時間はビザが免除になるという。
但し、理由がないと断られることもあって、ホテルを予約しているのに、空港内で1晩過ごしたというブログも読んだので、チェックインのとき荷物を北京までとしてもらった。
これで出国しないとならない理由になる。

午後早い時間について、翌朝の出発だったので、観光は十分!
事前にKlookで車の1日チャーターを申し込んでいた。
100ユーロくらい(17000円)+空港送迎100元(2100円)がプラスだった。

ちょうどNew Jeansが北京に来る日だったらしく、出口を出たらものすごい人だった。
New Jeansファンの次女は、万里の長城よりそっちのが見たそうだったw
だからドライバーさんと会うのもちょっと手間取ってしまった。

中国はインターネット規制があるし、空港には一応パスポートで登録できるフリーWifiがあるんだけど、メールが全然送れず、なぜか唯一使える長女の携帯(私と次女のは欧州外無理)を使ったんだけど、これが1回の通話で10ユーロ(1700円)ぐらいかかった!

ただ乗り継ぎの場合も、事前に中国で使えるWebサイトをダウンロードしておいたり、オフラインで使えるゲームなどを用意しておくといいと思う。
LINE、Youtubeなどは軒並み使えない。

子どもたちはグーグルのファミリーリンクで使用時間帯の制限をしてるんだけど、これが時差で使えなく、本当ならグーグルにつないで延長とか変更をできるんだけど、そもそもグーグルにつなげない!
せっかく事前にダウンロードしていたゲームが使えなかった。
これも事前に考えておかないとならなかった。


車チャーターで万里の長城へ

さて、無事ドライバーさんと合流し、一路万里の長城へ!
渋滞を避けるために、慕田峪長城のつもりでいて、ドライバーさんも同意。
フライトの遅延でパアになるのを恐れてチケットは買っていなかったけど、ドライバーさんが車の中から手配してくれた。
(もしフライトが遅延していたら、車のチャーターはパアになっていた)

空港を14時半ごろ出発し、16時ごろ長城に到着。
もう閉まる間際の時間だったのもあり、すれ違ったのは片手で足りるくらいの人だった!
前も後ろも人っ子一人見えないの!!
あ、リスを見ましたw
アイキャッチの写真は10年近くバレエをしている次女のアラベスク。
いつもうちの先生が旅先からアラベスクの写真をブログにアップなさってるので、真似っこ!

滞在できた時間は短かったけど、その分密度の濃い滞在だった。
駐車場のある場所から長城まで、往路はチェアリフト、復路はスライダーを選択。
だから、早春の北京の山も満喫できた。
怖い人は、往復チェアリフトや、ゴンドラも選択できます。
このスライダーは17時に閉まるということで、急いで戻ったら、「クワイディエン、クワイディエン!」って係の人の声をかけられた。
歩いて下山するなら、この時間の制限はないけど・・・

これは、次女の中国ルーツの友達が教えてくれたと言って、娘たちもよく使っている「早く、早く!」という言葉だったので、生クワイディエン聞けたね~と面白かった。
今見たら、「快点」カイテン、がクワイディエンになるんだ。
「か」が「くわ」なのが、古語っぽいと思う!

往路は起きていたけど、帰りの車は3人とも爆睡。(危機意識なしw)
まあ、機内であまり寝られなかったので、徹夜状態だったんだけど。

時間があれば、市内も観光したかったけど、疲れていたので、ホテルに送ってもらって終了。


トランジットホテルと夕食

ホテルはまあまあだった。
アジアはどこでもお茶を飲めるようにポットがあるのがうれしい。
私たちは3人なので、このダブルとツインをもらったけど、子どもたちが分かれるのがいやだというので、ツインで3人で寝た。
(次女は今でも私のシングルベッドに寝に来ることがあるので、慣れている)
ところが、私は夜中に時差ボケで目が覚めてしまって、シャワーも浴びたいし、こちらのダブルへ行って、出発の時間まで過ごした。

朝食がついていたけど、空港送迎の時間と同じだということで食べられず。
本来なら、トランジットホテルに朝食と送迎が含まれています。
それが全部無料!
中国国際航空、えらい!

話は戻って、チェックインしてちょっと休憩後、ホテルの周辺を歩いて夕食の店探し。
食堂という風情の店がいくつかあって、1つだけ人がまあまあ入っていたので、そこにする。

でも、中国は今電子マネーが主流で、現金を受け付けてない店があると事前に読んでいた。
受け付けてくれても、お釣りがないと言われて、バス代に1000日本円相当払うはめになったとか。
なので、店に入って、紙幣を見せ、「OK?」と聞いてから、ようやく決定。
刀削麺屋さん!
私はメニューを大体読めるぜー!

でも、発音はできないので、これ↓を撮影して、これを1つとか指差しで注文。
イーアルサンくらいは言えるのです。

頼んだのは、ベーシック刀削麺と水餃子!
私が知ってる刀削麺は本当に削っていたので、もっと短かったけど、これもおいしかった。(刀切麺じゃん!)

でも、それよりおいしかったのは、水餃子!
量の検討がつかず、値段的に少なそうだろうと、刀削麺(これは少な目)を3つ頼んだ上だったので、ちょっと多かったけど、おいしかった~!!
小麦は寒いところ、米は暖かいところで育つので、北京は小麦系がおいしいのは道理!
ちなみにお値段は刀削麺が13元、水餃子が20元。
合計59元(7.8ユーロ/1270円)でした。

無愛想で、英語もぜーんぜんのおかみさんだったけど、支払いのとき(「多少銭-とうしゃおちぇん」も言える!)に、「とてもおいしい!(恨好ちー)ありがとうございます(謝謝にん)」と言ったら、照れくさそうな笑顔になってくれた。
私はドイツのサービス砂漠で、サービス業の人に無料の笑顔なんて期待してない。
無料の笑顔なんて、日本にはよくあるけど、薄っぺらくて、むしろ気持ち悪い。(私もドイツ人化しました~・・・)
お愛想じゃないからこそ、この笑顔は最高にうれしかった。

翌朝は6時のバスで空港へ。
荷物を預け直して、時間と元があったので、パン屋さんで朝食を取った。
パン3つとコーヒーで80元(1700円)!
洋ものはローカルフードより高い、アジアあるあるです。
いざ、台北へ!



実は、全旅程を通して、この日が一番強く思い出に残っている。
去年の大韓航空でのソウル1泊も同じ。
凝縮された1日だから、すごく覚えている。
次はシンガポール航空か、ベトナム航空あたりでトランジット(24時間以内)/ストップオーバー(それ以上)したいなあ。
気になるのは、MIATモンゴル航空!
ウランバートル経由だけど、毎日飛んでないから、遅延したり問題あると、足止めになるんだよね~w


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