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最近面白かった日本語/出来事

①文法「あります」「います」の練習

私「動物園に何がいますか。」
生徒「くまと、ライオンと、フェニックスがいます。」
私「えっ!? フェニックス(不死鳥)?! 鳥の???」
生徒「いいえ、犬?猫? 小さい・・・Feneck」
私「ああ! フェネックですね。ファンタジー動物園かと思いました。」


②文法「Nがほしい/ほしかったです」の練習

私「子どものころ、何がほしかったですか。」
生徒「Stofftierは日本語で何ですか。」
私「ぬいぐるみ、です。」
生徒「ぬいぐるみがほしかったです。」
私「Glubschiaugen(ギョロ目)の~?」
生徒「s2@(*$^%#@&* JAAAAA! Ich wollte sie immer haben!!」

日本では流行らなかったかな。
このガラスのギョロ目のぬいぐるみはすごく流行っていて、うちにも今でもいくつもあるけど、私にとってはついこの間のことが、彼女(14才)にとっては「なつかし~!!!!!」ってことだったのが、面白かったです。

③文法「~でもいい」の練習(教科書Genki/大学)

私「Aさんの国(ドイツ)で、18才の人はタバコを吸ってもいいですか。」
A「わかりません。」
私「えー、じゃあBさん(ドイツ人)、どう思いますか。」
B「・・・わかりません。」
C「先生、ドイツで、18才の人はタバコを吸ってもいいです!」
私「Cさん、ありがとう。じゃあ、Dさん、インドネシアで、18才の人はビールを飲んでもいいですか。」
Dさん「いいえ。21歳の人は飲んでもいいです。」
私「そうですか。アメリカと同じ、selbeですね。じゃあ、Eさん、ペルーで、18才の人はお酒を飲んでいいですか。」
Eさん「はい」
私「そうですか。じゃあ、16才の人は?」
Eさん「はい、いいです。」
私「じゃあ、14才の人は?」
Eさん「はい。12才でもいいです!」

ドイツ人の多くは飲酒喫煙のルールを知らなかったのが面白かったのと、シンガポールとインドネシアは21歳ルールだったのが発見だったのと、ペルーでは飲酒喫煙に年齢制限がなかったのが面白かった!!

ちなみにドイツのルールは、タバコは16才からOK、18才から全てのお酒がOK。
14才で保護者の許可があれば公の場所でもビール、ワインはOKで、16才からビールワインは保護者の許可も不要!

ドイツ人にとって「ビール、ワインはお酒じゃない」って感じ?!
この手のルールは国籍じゃなくて、その地のルールに従うので、日本人でも14才で親がいいよって言えば、ドイツビールを味わえます!
逆にペルーの人も日本に行けば、20才までダメです!


④「ポットで水やって」

さっき、庭の畑で雑草抜きしてたときのこと。
私「ちょっと、そのイチゴに水あげて、そこにポットあるから。」
長女「わかった」普通にじょうろで水をやる。
----数分後
私「あ、じょうろだった!」
長女「じょうろって何だっけ?」
私「君が手にしているものだよ」

これは何かというと、私がまずじょうろという言葉が出てこずに、ドイツ語のGiesskanneから、「Kanneポット」とじょうろを呼んだのに、長女はちゃんと反応できたということ。
言ったものの、違和感を感じてずっと考えていて、思いついたんだけど、むしろ日本語で言ってたら、通じてなかったという話。

ちなみにティーポットはTeekanne。

https://dict.leo.org/englisch-deutsch/Kanne

むしろ英語でじょうろってなんていうか知らんわと思って調べたら、watering canとかwatering potらしい。
えー! canってじゃあ語源はKanneと同じなんだ。
でも、缶詰のcan、ドイツ語ではDoseなんだけど。

Multiculti(マルチカルチャー)な我が家の会話でした・・・


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