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外国語学習/日本語教育

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海外で継承語教育、ドイツ人に日本語教育をしていることから考える外国語学習についてあれこれ。
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#英語学習

外国語学習で重要なアクセント

アクセントとは何か~方言と訛り まずは、日本語の中だけでいうと、アクセントは強弱で、イントネーションは高低という感じがする。 文の中で強く言う部分に、アクセントがあるともいえる。 一方、イントネーションは「訛り」だ。 いわゆる「方言」は地方の言い方で、ごはんを「よそう」を「つける」「つぐ」など、別の語彙のことをいう。 でも、訛りというのは、「ピアノ」と「ピアノ」のようなイントネーションの違い。 だから、標準語を話してる中の一音が違えば、 「今、訛ったよね?!」「イントネ

コミュニケーション力(りょく)の育て方?

とっても共感するところの多いajekorea先生の記事より。 ダグラス・ラミス「イデオロギーとしての英会話」(1976年)を引用されて、コミュニケーションとは何かということを問題定義されています。 ダイジェストで書くと、アメリカ人であるラミス氏が金沢で「英語で話しかけれてもいいか」と聞かれ、了承するとお決まりのフレーズだけの質問を繰り返した、という出来事。 同氏は「彼はその答えに真実興味を持っていたわけでもなかった。(中略)彼が暗唱した文章は型にはまったお定まりで、(中略)

最近、世の中は「はやい>ただしい」が正しい。かっこよくいうと、拙速!

例えば計算。 428円のものを3個買ったらいくらか。 すぐに暗算できる人もいるだろうけど、時間がかかったり、「筆算しないと分からない」とか、「計算機使っていい?」っていう人も多いだろう。 でも、「しさん12だから、1200円より多い。1300円でお釣りが来る」という考え方でよければ、それなりに早く答えは出せる。 もちろんお店の人が、 「えーっと、1500円出されたらから、お釣りは大体200円ですね」 っていうのは困る。 だから、シチュエーションに応じて正確さも大切だ。 で