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SNSマーケティングの成功例と面白アイデア3つを授業形式で紹介する。

「先生はSNSを使えばニッチなものでも売れるよ?とおっしゃってますが、実際に今食べているポッキーをネットで売るにはどうするんですか?」

という質問が来たので今日のビジネス講義のテーマとしたいと思います。

みなさんはどうでしょう?

コンビニに行けばいつでも買える「ポッキー」をSNS及びブログで売れるようにしなければいけないというお題を出されたら?

ウェブマーケティングの会社の就活なんかでもありそうな質問です。

では実際にパパっと思いつくものを3つ。


✅ その1  限定ポッキーや関連グッズからの販売

✅ その2  ポッキーのデコアート

✅ その3  ポッキーにチョコをつける。

✅ その4  マドラーとして販売

ちまたでもよく見ると思います。

まずレベル1はおまけ戦略。

ポッキーの限定商品やおまけ商品を取り上げたサイトを作り、コレクターに商品を売る方法です。

ポッキーはチョコレート菓子という概念上でやっていく戦略ですが、付随品の価値も含めて販売戦略を練りSNSでPRすればどうか?というアイデアです。


他にもポッキーと共に写っている歴代芸能人写真を売るなんて戦略もあると思う。

その2は独自の商品加工戦略です。

ポッキーを単体で食べるものとして考えるのではなく、自分で勝手に加工して紹介。様々なデコポッキーの人気サイトを作る。

そのうえで「あなたもデコポッキー作ってみようぜ?」「SNSにあげていこう!」

と周りを巻き込む戦略です。

リメイク商品を売るという戦略をポッキーに当てはめただけです・。

その3としてはポッキーにはチョコが既にかかっているけど、その常識を逆転ささせます。

さらに他のチョコとブレンドしたら美味しいかもよ?

先にベルギーチョコなどネットでしか買えない海外のチョコをPRして後からポッキーを売る。

デコポッキーの応用です。

ウィスキーのマドラーとしてポッキーを売り込む戦略はかつて成功しているので、海外にも「かきまぜ棒」として普及させる。

生徒のアイデアとしては「王様ゲームの道具として我が国に持ち帰る」などという面白いものがでてきました。(笑)、

これもポッキーの価値でしょ。

キスの道具としての側面が、ポッキーに別の視点を与えてくれるのは面白い。

なぜ今回ポッキーを話題にしたのかというと、この単純なチョコレート菓子には時代と共にさまざまな販売戦略が見て取れ、非常に面白いからです。

✅ イチゴポッキー・・バリエーション

✅ ビターポッキー・・男性向け

✅ アーモンドポッキー・・高付加価値

などなど時代に合わせてこの商品は形を変えて消費者にPRしていくお手本だと思います。


たかがポッキー。でも生き残る商品には理由があるわけです。


お菓子のコラボ企画はSNSの成功例が豊富にみられる

ポテトチップス コーラ味と雪見だいふく クリームチーズ!

ガリガリ君のコンポタージュとかもありますね。

よくわからないけど興味はそそります。

ツイッターでばらまかれて好反応だった量産化に着手、売り上げを伸ばして、SNSのブームが終わったらそこで在庫を処分していく。


この前は天然水のヨーグリーナがネットで話題になって売り切れが続出しました。

こうやって企業レベルでやらなくても、自営業の方も十分使えるテクニック。くだらないと思うかもしれないが、今や味覚の基準はありえないほど広がっている。


そもそも「かわいい味」「おもしろい味」なんて数年前まで考えられなかったのだが、すでに脳が受け入れている。


ポテトチップス コーラ味と雪見だいふく クリームチーズも新しい味覚の基準を生み出すのかもしれない。


きもかわいい味とかを作り出すのはどうでしょう?

食材とキャラが豊富な日本人はSNSのマーケティングが得意なはず


SNSマーケティングって別に難しく考えることじゃなくて、身近に感じる成功例は沢山あります

例えばちぎりパン。

なんだよ、パンをちぎるだけかと思ってみると・・。


「ぎゃーー!可愛い♡」と思わずなってしまうのもうなずけます。




将来的にパン屋で独立したい人も良いかもしれませんね。

SNSマーケティングの基本は収集と分解にある

世の中ってすでに情報があふれているし、衣食住に関して欲しいものは大体そろっているわけで、その中で新しいマーケット(市場)を開拓するためにはこのような収取と分解モデルを基本にしましょうというのが伝えたいこと。


それまで単品のパンを一口サイズにちぎり=分解しただけで、新しいマーケットが生まれ、それに今度はキャラをつけて収集したら、可愛いちぎりパンとなってネットで騒がれているわけです。


同じようなことは食品ならなんでも可能です。

一つのサイズが大きすぎると感じたならば一度分解して、キャラを作って再度形を変えて集めればよい。


そうすれば、アイドルグループの再結成のように、新しい魅力が生まれ市場に受け入れられるというわけです。




日本はリメイクが得意!SNSとの相性は抜群

日本ってガーファみたいな0⇒1の創業ってなかなか見たいんですけど、元々あるものを変化させるのは得意な民族だと思ってます。



先ほどの食品に限ったわけではなく、リメイク物のファッション系に多く見られる手法ですね。

裏原ファッションなんかは自分の時代に流行りましたが、シャツの重ね着とかを考えるのは日本初とか?


・・今でもちょっとした組み合わせで付加価値を生むことが可能です。

子供服なんてこれで十分ビジネスになりそうじゃないですか?

子供服のリメイク専門ショップ。手芸が得意な人にお勧めしたいです。

手先が器用な人は空き缶だって立派なビジネスに変えることが可能です。

シリーズもので作れば、収集したいコレクターのファンがついてネットで売れるかもしれませんよ?

企業からもオファーが来れば夢は広がりそうです。




オズボーンのチェックリストを今こそ見直そう!

1.転用

  新しい使い道は?他分野へ適用はないか?

2.応用

  似たものはないか?何かの真似はできないか?

3.変更

  意味、色、働き、音、匂い、様式、型を変えれないか?

4.拡大

  より大きく、強く、高く、長く、厚くできないか?

  時間や頻度などかえれないか?

5.縮小

  より小さく、軽く、弱く、短くできないか?

  省略や分割できないか?何か減らすことができないか?

6.代用

  人を、物を、材料を、素材を、製法を、動力を、場所を

  代用できないか?

7.再利用

  要素を、型を、配置を、順序を、因果を、ペースを変えたり

  できないか?

8.逆転

  反転、前後転、左右転、上下転、順番転、役割など転換して

  みてらたどうか?

9.結合

  合体したら?ブレンドしてみたら?

  ユニットや目的を組み合わせたら?


アイデア発想法を調べると必ず出てくるものですが、市場のいろんなところで生きているってことですね!

SNSマーケティングのアイデアが学べるおすすめ本

続いて本で勉強したいっていう方に1冊紹介しようと思います。

繋がりで売る7つの法則と言う本です。

良く言うじゃないですか、コピーは一人に向けて書け!集客はペルソナを作ってそこに向けて情報発信しろって!


つながりで売る7つの法則で一番大切なことは「はじめに」の部分に書かれているのですが・・・。


1「モノ」ではなくて「コト」を売る

2「ライフ」じゃなくて「ライフスタイル」を売る

3「スペック」じゃなくて「意味」を売る


ってことで、要はものを通じての体験や生活スタイル、思想や理念を売り込んでいけば、価格競争から抜け出せるってことだと思います。


おおむねブランドというのは、全部この類で、ブランド化できると素材とか性能以外の個人の価値で売れるから、いくらでも値段が釣り上げられるってことですね(>_<)


✅ 牛の皮=ルイヴィトン

✅ カカオ豆=ゴディバ

✅ ガラスのコップ=バカラ

✅ 海水浴場=白浜海岸

✅ 洞穴・杉の木=パワースポット

✅ 富士山に降った雨水=富士の天然水


ある意味悪い方向に使えば洗脳ですので、何言ってるんだ?と思うかもしれないけど、こういうのが高付加商品の典型です。


で、今回の本はSNSを使ってこのようなブランディング化をさせてどうやって店を繁盛させるのか?


これが大きなテーマになっています。


SNS時代は一つの感動とつながりが拡散してビジネスになる

この本ではじめに紹介されているのは今はまだ不可能だけど、もう信頼できる友達(と感じる人)以外からはものを買わなくなる未来が来るというもの。


そしてそのための関係性をいかに作っていくか?ということに重点が置かれて話が進められていきます。


そのために必要なのが出入り自由なSNSの構築。

出たり入ったりが自由なコミュニティーが商売繁盛のカギだと書いてあります。


人と人の交流する場所を作って関係性を深めれば売り込まなくても自然と商品が売れていく。そういう確信めいたことが藤村さんにはあるみたいです。

3つと言わずSNSの成功例を本書に従って紹介します!


薬局の二回をカフェにして売り上げを倍増させた例


店への訪問が体験になるように仕掛けた工房の例

印鑑の価値をSNSで伝え売り上げを倍増させた例

結婚式に特化したホテル情報をSNSで拡散させて成功させた例

どれも具体的で分かりやすいと思います。他にもたくさん出てきますよ?


これらすべては、自分の発信する価値に気づき、それをブログやSNSで発信して、そして交流を深める


こいうシンプルな試みをやるかどうかだけだと書いてあります。

映画で学べるSNSマーケティングの成功例

もし、まだ見ていないのであれば感動と共にSNSマーケティングの本質が学べる素晴らしい映画があります。


ホント良い映画なので勉強がてらみてみてくださいね!!

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