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アスリートが持つ「リバウンドメンタリティ」について

アスリートに特化したビジネス教育機関「Athletes Business United(ABU)」の中田です。

サッカー日本代表、すごいですね!組み合わせ抽選でE組に決まった時、

「ドイツやスペインと真剣勝負で試合ができることが何より嬉しい!」

と選手は言っていましたが、多くの外野(当事者以外という意味です)は全く違うことを言ってましたよね。


当事者である選手からしたら

「なぜ自分たちのことを信じてもらえないのか」
「どうやったら勝てるかをなぜ考えてもらえないのか?」
「結果で証明するしかない!」

と考えていたのではないかと想像します。

初戦のドイツに逆転で勝った後、なぜか勝てると外野が言っていたコスタリカに負けてしまった時、絵に描いたような手のひら返しがありましたよね?
必死になって戦っている選手に対し「戦犯」という表現を使うこと自体、本当に失礼極まりないことだと思います。

コスタリカに負けてから選手達はどんな思いでスペイン戦に臨んだと思いますか?
選手同士、チーム内でどんな声が飛び、どんな雰囲気でスペイン戦までの時間を過ごしていたと思いますか?

私は想像しかできませんが、きっとこの状況を楽しんでいたのではないかと思っています。
彼らには逆境を跳ね返し力に変える「リバウンドメンタリティ」が備わっているからです。

そして、今回の日本代表は決して
「ユニフォームにビビる=名前負けする」
ようなことは決してありません。
海外で揉まれている選手が多いからでしょうが、これも非常に大切なことです。
拙著「すごい共感マネジメント」にも書きましたが、
商談相手が大手であろうとなかろうと、
経営者が名前負けしているようでは大切な従業員の人生を守れません。
相手をリスペクトするのとビビるのは違います。


ビジネスの世界でも同じようなことがあります。

一生懸命考えて日々命をかけて取り組んでいるのに、外野は好きなことを言いますし、どうでもいい外野の陰口をわざわざ伝えてくれる親切な外野もいます。

先日もある大手企業様からABUが陰口を言われているとわざわざ教えてくれた外野もいましたが、私からすると

「ついにそんな大手が意識してくれる存在になったのか!」
とむしろ喜んだぐらいです。


【リバウンドメンタリティとは「理不尽を乗り越える力」】

Jリーグの村井満チェアマンが数年前に語った言葉ですが、まさにアスリートの強みのひとつです。

サッカーに限らず、スポーツは自分が思うようにいかないことが多いものです。
「なぜ自分が試合に出れないのだろう」
という自分の内なる声もあるし、試合でミスをしたりするとチームから干されたり外野から叩かれる。
そんなヒリヒリするような毎日を過ごしているのがアスリートです。

心が折れるような理不尽な体験を何度も味わいながら、
その体験をバネにして「諦めずに」「逃げずに」勝負する姿勢。

このリバウンドメンタリティを鍛えるためには「傾聴力」と「自己主張力」を鍛えることが重要です。
「なぜ自分が試合に出れないのだろう」を例に説明すると、
その理由について指導者や周りの仲間(外野ではない)に素直に聴いてアドバイスをもらい、また「自分はこう思う」と自分の考えを主張し情報を引き出している。
これを繰り返し実践することで、リバウンドメンタリティが養われていきます。

スポーツの能力は社会では役に立たないけど、
スポーツで培った能力はビジネスの世界で大いに役に立つ。

私は何としてもそれを証明したい!

ABUで学ぶアスリート達が社会で大暴れしている姿が見たい!

ぜひ一緒にアスリート達を応援してくれたら嬉しいです。


ABUで学ぶアスリート

ABUでは学校の「勉強」ではなく、社会で使える「実学」をオンラインで提供しています。以下のような思いを持ったアスリート達がオンラインで学べるビジネススクールです。

高いレベルで取り組んできたアスリートほどこれまで人生の選択肢を「与えられてきた」者が多く、受け身体質のまま社会に出る者が少なくありません。

「自分から競技を取ったら何もない」と信じ込んでおり、自己肯定感が著しく低く、短期的な視点で当面の収入確保に走る傾向があります。
入社した会社でも「年下の上司に呼び捨てにされた」などという理由で退社するなど、アスリート自身のマインドセットにも課題がありました。


ABU第8期開校式

【アスリートに使われる「セカンドキャリア」という言葉】

アスリートに頻繁に使われる「セカンドキャリア」という言葉、私はこの言葉が嫌いです。
セカンドキャリアという言葉は和製英語であり、元々は60歳で定年退職される方のためのいわゆる”人事用語”でした。
それがいつの頃からか、引退するアスリートに使われるようになりました。

競技生活にいつか終わりがくるのは明白です。
多くの方から支えられ応援されてきたアスリートが競技を終え、社会で役に立つ人財となり価値を提供することが当たり前となる社会を作ります。
そしてセカンドキャリアという枕詞がなくなりあらゆる場面で社会に貢献している
アスリートが増えることで、スポーツを真剣に目指す子供が増え、日本がさらに豊かになる、そんな社会を実現します。

アスリートを採用すると

2020年に「日本営業大学」という名称で開校して以来、2年半でのべ約300名のアスリートがこのコミュニティに参加、その内20名ほどのアスリートが就職を果たしています。

一般社会と同様、アスリートの中にも積極的学習者から学習拒否者まで存在します。
自ら学び、学ぶことを楽しむ積極的学習者は一般社会の中でもわずか10%しかいないという統計もある中で、現役選手、あるいは引退した選手で自らの時間とお金を学びに投資するアスリートの人間力や意識の高さは容易に想像できると思います。

ABUのアスリート受講生を採用してくださった企業様からは
○アスリートを採用して社内の雰囲気が変わった!
○想像していた以上に即戦力として頑張ってくれています!
○一般の採用サービスへの広告出稿をやめてABUからの採用に一本化します!
○入社してまだ半年ですが信じられないぐらいに成果を出してくれています!

というありがたいお言葉がたくさん寄せられています。

人財不足でお悩みの経営者様、ぜひ一度ABUの取り組みをご紹介させてください!
お気軽に私とオンラインでお話ししましょう。
以下のリンクからご都合の良い日時にお申込みください。


ABU学長 中田仁之
Twitter  @SKY0830nakata

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