見出し画像

総道コラム 8月


                変革と進化を愉しむ

コロナ禍で 不自由な生活を強いられ 早や二年目となりました
皆様の暮らしにおかれても 様々な変化や工夫を繰り返しての日々を
お過ごしかと存じます
この苦しい日々 賛否両論の中で いよいよ東京オリンピックも開催されました
選手たちの姿に 勝利の涙と敗戦の涙が交錯しますが 選手それぞれが どれほど
苦しい想いと辛抱の日々を重ねてきたのかお察しする都度 胸が軋むのです
皆様も 歴史的世界規模のパンデミックの中での苦しみの中で様々な「変化」を
強いられてきたことでしょう
さて この新型コロナウイルスの感染が無事終息したとして 「暮らし」は元のまま・
今までのままに戻るでしょうか?
 私は それは とても難しいのではと感じております
コロナ禍において 生活様式は 様々に変化してまいりました
飲食店の利用の仕方も テイクアウトの需要は増え お店での飲食も少人数で
短時間の利用というのは 当たり前となり 宴会というものが皆無となっております
家での食事においては テイクアウトのお惣菜や豊富な宅配でのお料理を利用する
など 「食」に関しても 大きく変化と選択視が増えてまいりました
ですが 便利なテイクアウトも宅配も そろそろ 飽きも感じておられる方も少なくない
ようです
テイクアウトのお惣菜の詰め合わせやお弁当も 宅配での様々なメニューも 全て
「完成」したものだからでしょう
手元に来たら そのまま 直ぐ食べられ 容器を捨てれば簡単に片付く・・・
それは 便利であると共に 人というのは どうしても「同じことに対して飽きる」のです
 では どうしたら?
現在の生活において ほとんどの家庭が共働きであり また 独居の方においても
時間が短縮できて美味しくいただけるものを求めているのです
ただ 「完成したもの」ではなく ちょっとだけ「手」を加えて完成するものであれば
「ただ買ってきたもの」という負い目はなく ちゃんと「調理した」という満足感も
加わり 美味しく楽しくいただけるのです
今 そうした要望に応えて「半加工」の食材が 人気だとお聞きします
「レンジでチン」や「お湯で湯煎する」ことや「フライパンでさっと炒めるだけ」といった
ように 食材と調味料などをセットして販売するというような商品開発も増えています
それならば お買い物の手間は省け 尚且つ 自分の「手」を加えることで
調理したという行為の満足感も満たされるものです
こうした商品の開発や販売も 「食」の大きな「変革」のひとつです
仕事においても 全国各地での「出張」が リモート会議で済むという実績も増え 
大きく経費節減もできるという「変革」も起きております
今までの常識が そのまま 継続するものばかりでは ないという覚悟が 皆なに
必要だということでしょう
さて こうした苦しみぬいた生活の中で 今後の暮らし・生き方を 今一度静観し
必要ならば「変革」を求め より良き「進化」へと 恐れず進んでみてはいかがでしょうか

また このコロナ禍において「人との繋がり」や「人間関係」においても様々に感じる
ことや 悩みも多いとお聞きします
家族や仲の良い友人たちとのお付き合いの中で ちゃんと伝えることは伝えないと
いけないと想います
例えば 相手の言動や癖において その人が知らずしらずに人を傷つけるような
ことについては きちんと「それは駄目だと想う」と相手に指摘するべきです

「相手を大切な人だと想うならばこそ 嫌なことをきちんと伝えられるか?」
それは ある意味 覚悟を伴います
相手が果たして
嫌なことを指摘してくれることに対して 素直に受け容れてくれるか?
または 怒って離れていくか?
真の人間関係というのは その時解るはずです
翻って 自分自身においても そうでしょう
誰かから  自分への欠点を言われたとき 素直に指摘を受け容れ 良いように
変わろうとできるか?または 腹を立てて離れるか・・・

「自分自身の変革」は 他人の目から視てもらわないと できないこともあります
この歴史的 世界的逆境は 悪いことばかりと嘆くばかりでなく
「変革」と そこからの「進化」へのチャンスと 捉えてみれば 視えること
やれること そして 一筋の希望の光も視えてくるのではないでしょうか・・・
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?