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【社員インタビュー】採用担当者の素顔に迫る(田中正之さん)

皆さん、こんにちは。
日本ニューノーズル代表の望月と申します。

前回noteでは、「【中途採用編】第2回オトナインターンシップを行いました!」についてご紹介しました。
まだお読みになられていない方は、読んでいただけると嬉しいです。

日本ニューノーズルは、主にプラスチックなどの素材を加工する射出成形機の部品の製造を行っている会社です。
①部品を生産・販売する製造事業、②サービスパーツを生産・販売するサービス事業、③現在進行中の新規事業の3本柱で事業を進めています。

今回は、弊社の従業員インタビューをお届けしたいと思います!何を大事にして働いているのか、みなさまに伝われば嬉しいです。

プロフィール

●名前:田中正之さん
●社歴:入社26年目(中途入社)
●仕事:技術系から採用まで幅広い業務を担当

それでは早速お話を伺っていきます!


転職のきっかけと経緯

- 前職ではどんなお仕事をされていたんですか?
大学卒業後、東京で注文住宅の営業を約2年間していました。人と話すことが好きなこともあり、営業職に就きました。

- どのような背景から転職を意識するようになりましたか?
当時の営業成績は比較的良かったのですが、毎朝8時に出社して夜遅くまで働く生活を送る中で、30歳まで気力や体力が持つのか不安がありました。

- 転職を決意するきっかけがありましたか?
きっかけは25歳の時、高校の先輩である望月社長に「会社に来ないか?」と声をかけていただいたことです。正直、異業種からの転職に不安はありましたが、望月社長の人柄が好きで転職を決意し、静岡に戻ってきました。


25年のキャリアと現在の仕事

- これまで日本ニューノーズルでどのようなキャリアを積んできましたか?
最初は、仕上げ工程を約7年担当し、ものづくりの基本のキを学びました。目視で数十ミクロンの段差を判断する繊細さを鍛えることができ、それが現在の仕事にも役立っています。その後、マシニングセンターという工作機械を担当し、製品を立体的にイメージできるようになりました。そして入社10年目からは、生産管理や納期管理を担当するようになりました。現在、入社してから25年経ちますが、技術系の打ち合わせから採用まで幅広い業務に携わっています。

- はじめは採用ではなく、現場経験が長かったんですね。現場での経験が活かされたエピソードはありますか?
最近開催したオトナインターンシップの実施カリキュラムでは、私が仕上げの工程で面白いと感じる「ザラザラした部分がピカピカに変化していくこと」の体験を企画しました。実際に体験をしていただき、採用まで繋がった事は、現場での経験が活かされた一例だと思います。

- もともと工学系の勉強はしていたんですか?
文系の大学を卒業し、工学系の勉強は全くしていなかったので、ものづくりの仕事に就いてからは会話の中で理解できないことを調べながら日々インプットに励んでいました。また、社外教育も会社負担で行ってくれましたので、文系でも無事スキルアップできました。

- これまでの仕事で「印象的だった失敗」はありますか?
仕上げ工程で、製品に必要な角部を丸めてしまうミスが何回かありました。修正だけで1日かけたこともあります。その中で、当時の先輩から修正の仕方を教えてもらいました。失敗と修正を繰り返し、だんだん力がついて一人前になってきました。


キャリアの中でのターニングポイント

- 「現在の田中さん」に至るまで、キャリア形成において大きな転機はありましたか?
現場から管理に異動し、社外の方との打ち合わせをする中で、射出成形業界全体の情報に触れる機会が増えて人脈が広がったことです。社内外の人とコミュニケーションが増えたことで自分の知らない世界や考えもしなかった課題などを考えるきっかけになりました。

-  現場から管理へ異動した時の、ご苦労などはありましたか?
当時30歳前半だった私は経験不足や、お客さまが50歳前後の方が多かったため、うまく取り合ってもらえないこともありました。しかし、若いからこそ積極的に質問できる!とチャンスにとらえ、たくさん質問して業界の知識を増やしていきました。

- 過去の経験から、現在働く上で大切にしていることはありますか?
信頼し合える関係づくりを大切にしています。加工に携わっていた時、一緒に働く方とより身近になって親子や兄弟のような間柄で仕事を教えてもらうことが嬉しかったです。だからこそ、現在は相談されやすい雰囲気作りを心がけています。


田中さんの今後について

- 今後のキャリアを築く上で、学びたいことや取り組んでいきたいことはありますか?
主に3つあります。

1つ目は、誤解なく物事を伝える力を身に付けることです。資料作りや話し方は一生勉強が必要だと感じています。

2つ目は、現在担当している仕事を複数人に引き継ぐことです。50歳を迎え、私よりも若い世代で適任者を探しています。 私は仕事を進める上で「関わる人が皆んな幸せになってほしい」という考えを持っています。自分だけ良ければいいという考え方を持っていると、一時的にうまくいっても継続することが難しいです。適任者へ私が学んできた知識やノウハウを託していきたいと思っています。

3つ目は、射出成形に関する知識や新しい加工プロセスをより深く学び、改善の提案などで、ユーザー様の課題を解決していきたいです。弊社は規模が小さいですが、業界内で特殊なポジションに位置しています。業界へ与える影響は非常に大きいので、課題解決によって世の中を便利にし、多くの人を幸せにすることができると考えています。

- 最後に、同僚の村越さんと望月社長にもお伺いできればと思います。お二人からみて田中さんと働く中で受ける印象を教えてください。
村越:大きく2つあります。1つ目は、すごく真面目ということ。2つ目は、話しやすい雰囲気を持っているため相談しやすいということです。今まで多くの相談をし、アドバイスをいただきました。田中さんは、私の考えや意見を最後まで聞いて、その上でアドバイスをしてくれるので部下として恵まれていると感じています。

- 村越さんのお話にもあった、相談されやすい雰囲気作りと聞く姿勢は意識しているんですか?
田中:そうですね。公表したくないですが、怖くない雰囲気は常に作っています(笑)。話しかけられやすい雰囲気を作ることで良い情報も悪い情報も入りやすい形になるのかなと思っています。

望月社長:真面目ゆえに信頼ができます。一緒に成功したいと思えるし、仮に上手くいかなかったとしても自分は納得できる、そのくらい信頼をしています。今感じる真面目さは、これまでの積み重ねはもちろんですが、第一印象が80%を占めています。今回のインタビューを通して、私が知らなかった田中さんの考えを初めて聞きました。信頼し合う関係づくりの大切さに気付いているのは素晴らしいと思いました。



これからも皆さまに少しでも身近に感じていただけるよう、広報活動に取り組んでいきます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

■会社HP
http://nihon-new-nozzle.co.jp/


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