一口馬主のあれこれ呟き ~⑦出資馬選びについて~

大変ご無沙汰しております。にわです。
前回の投稿からかれこれ3週間近く放置していたのか。。。なんか申し訳ないですね。。。

で、その間にも入会中のクラブで色々更新がありました。
ターファイトは当歳募集が10月にスタートで、その前に大阪で検討会開催(参加予定)
YGGは同じくらいの時期に二次募集が開始
そして京サラがようやく1歳馬の募集が来月頭に。

各クラブがラインナップ発表してて1年で一番悩ましい、楽しいシーズン到来ですな。

この機会に私個人の馬選びのやり方について書いてみようかなと思います。
先に言っときますが、血統も深く見ませんし、馬体診断が出来るわけではないですからね。

①個人的な優先順位
一口馬主に何を求めてるか?にもよりますが、個人的に競走馬は走ってこそだと思ってるので、私はまずは健康面を重視します。いくら競争能力が高くてもレースに使えないでは未勝利馬と同じですから。
その上で競争能力に関わる血統であったり馬体でストロングポイントがあればその検討をしていく感じになります。

②血統
まずは血統面から。
基本的に3x3以上の濃いクロスは敬遠するケースが多いです。
能力も期待できてもやっぱりデメリットも同じだけ上がってしまう印象がありますので、クラブで「多く出走してもらう」目的であればクロスは薄めのほうが安全だと思います。
また、どうしても足元に不安のある産駒の多い種牡馬ってのも居ますので(クロフネとかダンカークとかダンカークとかダンカダンカダダダ・・・トラウマが。。)、そういった産駒を狙うなら濃いクロスはただリスクを重ねるだけじゃないか?という考えです。
父馬か母馬がすでに濃いクロスを持ってる場合とそうでない場合で自分的基準は変わってくるのですが、昔から言われる「奇跡の血量18.75%」~20%あたりが個人的にはボーダーラインかな?とぼんやりですがそんな感じで観てます。
(くどいようですが「素人の検討ごっこ」ですからね。)

その他、血統の要素(速さ因子とか柔らかさ因子とか)なんかは血統の詳しい方のブログなんかを参考(「のあ」さん、「M石」さん、頼りにしてます!マニアック過ぎて理解半分ですけど)にしますが、基本線は「それもなるだけ薄目で」掛ってるのを良しとしてます。

5代アウトブリードはどうなのか?って話に関しては、能力が伝わりにくい等言われますが、最近のサラブレッドの血統って結構偏ってる印象(主観・根拠なし)なので、5代アウトブリードの相手を選んでも6代以降で結構厚めに重なってることも多いですからね。そう考えるとリスクが凄く小さくて私的には歓迎です。

ダラダラ書きましたが、要は「インブリードは良いけど薄目が好み」ってだけです。

③馬体・測尺
次に馬体面です。
これは最重要のデータは「管囲」になります。馬の故障で有名な「屈腱」の場所(管)の周囲を測った数値です。

管の部位は範囲が広いので測り方もまちまちになりがちのためあまり重要視してない方も多いようですけど、実際細くて良い事はあまり思いつかないので、素人の私はちょっと気にしちゃう要素です。
実際にセールや庭先で購入される方は管囲でなくて実際にこの部分を触って判別するそうですが、カタログショッピングの一口民はそれ出来ませんからね。。。

私的なボーダーは
19cm未満:他によっぽどのストロングポイントが無ければ検討外
19-19.5cm:馬のサイズ(体高・馬体重等)が小さくて他に血統や馬体が好みなら検討対象
19.5cm以上:馬のサイズが標準程度であれば気にしない
20cm以上:気にしない
だいたいこんな感じです。が、写真や歩様動画・調教動画ですっかり入れ込んだ場合はこの限りではありません。
また、京サラのダズリングダンスのように募集時の管囲は普通(19.5cm)でも腱が太くて故障のリスクが高い場合もあるので、丈夫さの目安にはなるけど信頼性は高くは無いのかなと思ってはいます。ただこれしかパラメータが無いので仕方ないところです。

足元の丈夫さを見た上で、トモの張りとか胸囲とか、実際の全体の見た目とかを確認して、基本「かっこいい」馬を選んでます。
自分で詳しく馬体診断出来るわけじゃないので最後はフィーリングです。もちろん馬体に詳しい方のブログ(YGGの馬は「チェリー」さんのnoteはとても助かってます)なんかは参照しますけど。
やっぱりここは「推し活」的な面も自分的には大事なところですから。
単にロジカルにマッチングしただけの子は私は愛せないですよ(見る目無い言い訳)。

まとめ
○「無事是名馬」は真理
○極端なインブリードは好きじゃない
○測尺パラメータはまず「管囲」
○散々理屈っぽく検討しつつ、結局最後は「見た目」にやられる
○恋は盲目

そんな感じで、お読みいただいて「だからこいつ勝てないんだ」と思う方がいればたぶんそれ正解ですから。むしろ参考にしたら私並の勝率になるかもしれません。。。

それぞれの会員さんがいろんな拘りを持って出資されてると思いますが、やっぱりこの作業が一口やってて一番楽しい時間ですよね。
1年で一番楽しい「出資馬選び」の時間をお互い存分に楽しみましょう。

って事でいつも以上の駄文にお付き合いいただきありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?