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アルバム紹介〜ロック・オペラ〜

 ロック・オペラとは、ひとつのアルバムにストーリーを持たせ(オペラ)、ある主人公を中心として曲を展開させることで一貫性を持たせたアルバムのことらしい。

 昨日、ワタシは久しぶりにオカモトズの音楽を聴こうと思いたち、勉強をしながらシャッフルで彼らの音楽を聴いていた。すると、  

ん、、、、??何だこれ?、?!!!!!とグサッとワタシの胸に刺さった曲が流れてきた。彼らのOPERAというアルバムの、TOMMY?という曲だった。  

この『OPERA』という彼らのアルバムこそ、現代版ロック・オペラとして作られたアルバムだ。

ワタシはこのOPERAが発売されたその年(2015年)にこのアルバムを借りた(確か)。Mステで披露していた、初めて聴いてかっこいい!と思った、Dance With Youが聴きたかったからだ。けれど正直、その当時のワタシには、このアルバムの他の曲の良さはよくわからなかった。だからこのアルバムはDance With Youという曲だけを聴くためにウォークマンに入れていたものだった。  

 そして五年経ち、二十歳になったワタシに、ようやくこのアルバムの良さがわかったらしい。びっくりした。こんなにいいアルバムを何故ワタシは今まで聴かなかったんだ!!!!!???と。。このアルバムについてのインタビュー記事をたまたま切り抜いてとっておいていたことを思い出して、そのインタビュー記事を読み、それからロックオペラとは何かを調べ、その意味を知り、特設サイトにあるこのアルバムを小説化した物語を読んだ。その後にこのアルバムを通して聴いた。 、、、な、な、な、なんだなんだなんだ、、何なんだこれは、、、ロックオペラの言葉も知らなかった自分だけど、ロックオペラって凄い格好良いじゃん!!!え?!なんだこれぇぇ!!!!!、、こんな感じで興奮した。  

アルバムを通して聴いた後は映画を見終わった時のような感動を覚えるし、アルバムを何周もするたびに自分の中で作り上げた風景のオペラを体感するし、とにかく音楽を作業のBGMとしてではなく、ぼーっとしながら音楽を聴くことのために時間を使うのは久しぶりかもしれない。またこのサウンドを作り上げているのがオカモトズだと思うとまた感動しちゃってとにかくオカモトズをもっと好きになった。  

 今日もまたアルバムを聴きながら部屋でひとり、興奮気味に聴いている。ほんとうにこのアルバムは何なんだ????

 高一だった当時の自分は、このアルバムの良さを理解できなかった。けど現在の二十歳になった自分がこの良さを理解出来たことってことにもまた嬉しさが込み上げる。
ロックオペラ最高。オカモトズありがとう。