はじめての夜職2
現実は甘くない。夜の世界も甘くない。
なぜなら蓋を開けるとほぼホストだからだ。自分はホストをしたいわけじゃない。ホストになりたいならホストに行ってる。
別の店探せば?と言われればその通りだが大学生、しかも就活生なため新しい店を探す時間が勿体無いと感じるのだ。
自分がコンカフェなのにほぼホストだと感じる理由はいくつかあるが、一番大きいのは『アフターがある』所だと感じる。無論同伴もある。公認なのか黙認なのかはまだ入りたてなので定かではないが、先輩キャストから聞いたときは理想が崩れ、恐怖をも覚えることになった。
ホストのテーブルマナーなどはないが裏では無理矢理売り上げを伸ばせと圧力がかけられていると感じる所もある。
例を挙げるとT○nd○r、タッ○ルなど出会い系を入れろ、新規客とLINE交換しろ、客入りが悪くて待機してると店に居なくてもいいんだよ(外で客を捕まえてこいを隠喩してる)と言われる。外でのビラ配りは駄目らしい。
ここまで話しておいてだがこの店は風営法を取っている為接客行為が法律的に可能である為、側はコンカフェ、内はホストの様な形態になっている。
※風営法を取ってないコンカフェなどは飲食店や深夜酒の為、法律上グレーゾーンな事が多い。キャストと客は業務上必要な会話のみ、雑談ボードゲームなどNG と言うのが暗黙のルール(間違ってたらすみません)
アフターも同伴も売り上げが入らない。
無料なのだ。
時間外労働なのだから指名や性欲目的の為に行う人も少なくない。
しかし性欲を満たす為にコンカフェに入ったわけじゃない。勿論売り上げがあったり、指名してくれるお客さんはいれば嬉しいが、アフターしてまで指名や売り上げを取りたいわけじゃない。
コンカフェなので自分はお客さんを楽しめる空間を提供したいと思っていたがどうやら自分とこの店の相性が悪いらしい。
コンカフェを初めるきっかけは次に
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