非鉄相場改定情報
本日、電気銅・電気亜鉛・ダライ粉価格が改定されました。
電気銅 1250円/kg (+20円) 4/3
電気亜鉛 448円/kg (±0円) 4/3
N社ダライ粉 886円/kg (+12円) 4/3
海外市況(3/31)
外国為替レートUSD/JPN TTS 134.53円/ドル
LME銅、現物 8935ドル/t -103.5ドル/t
先物 9000ドル/t 31.5ドル/t
銅在庫 64725トン -4800トン前日比
NY銅、先物 410.45セント/t +1.4セント
LME銅建値計算トン 124.4万円(現物)
NY銅相場建値計算トン125.7万円(先物)
<為替>
米利上げ停止時期は近いとの思惑でドルは伸び悩む 31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円31銭まで上昇後、132円62銭まで反落し、132円83銭で引けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているコアPCE価格指数の2月分が予想外に伸びが鈍化したほか、3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値も予想以上に速報値から下方修正されたため、利上げ停止は近いとの見方が強まり、金利低下に伴うドル売りが観測された。
<株式>
米国株式市場は続伸、インフレ鈍化を好感 ダウ平均は415.12ドル高の33,274.15ドル、ナスダックは208.43ポイント高の12,221.91で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているコアPCE価格指数が予想外に前月から伸びが鈍化したため、早期の利上げ停止を見込んだ買いが先行。
その後も長期金利の低下がハイテク株を支援し、相場全体を押し上げた。
主要株価指数は終日堅調に推移して終了。
セクター別では自動車・自動車部品の上昇が目立った。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は18.52まで低下し、シリコンバレー銀破たん前の水準を回復した。
<米原油先物>
NY原油先物5月限は続伸。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+1.30ドル(+1.75%)の75.67ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは73.77ドル-75.72ドル。
ロンドン市場の序盤にかけて73.77ドルまで下落ひたが、株高や長期金利の伸び悩みを受けて米国市場で反転し、75.72ドルまで買われた。
通常取引終了後の時間外取引でも主に75ドル台で推移した。
<NY金先物>
NY金先物6月限は反落。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比-11.50ドル(-0.58%)の1986.20ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1984.20ドル-2005.50ドル。
米国市場の序盤にかけて2005.50ドルまで買われたが、株高を意識した売りが強まり、1984.20ドルまで反落。
通常取引終了後の時間外取引では主に1987ドルを挟んだ水準で推移。
<所感>
まとめると、世界は金融不安から解消され、米国のインフレ鈍化により次回5月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げが最後になるとの見方が増えた様相です。
株式市場や原油かどは上げ、ドルや債権、金などは下落しました。
銅については3月、金融不安により8500ドルまで下落しましたが、現在9000ドル前後を推移しており堅調に推移しています。
目先大きな影響がありそうな材料はありませんが、4月新年度が始まりました。
弊社は新卒4名が入社します。期待と不安なのか学生気分なのか、研修のため各社様へ同行訪問をさせて頂きます。
お伺いさせて頂いた際はどうぞよろしくお願いいたします。
本日の改定は、電気銅相場の変動ではなく、前回より為替が円安に動いたことよる改定です。
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