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ディスポ―サブルスープ

 面倒な何々いらず!の影にうごめく、縁の下の力持ち達のバラード。まわれまーわれ宅配便♪アジの干物は、開いて、内臓処理して、うろこ取って干す。からのパッキング、全国スーパーへトラックに乗ってやってくる。海の神様がポニョのように育て、多くの人が丹精込めて、、、300円の3割引。銀行の手数料ってなんじゃ~い!と、サラリーメンKINTAROのようにスーパーで熱く咆哮した。チキンだから心の中で。

 干物っておいしいし、オーブンを使うとオートマティックに作ることができる。オーバーサイズミーとか、フードインクとかをアマゾンプライムで観てしまった私にとって罪悪感とかあまり感じずに食べれる食品と言う意味でもナイスなのである。網で絡めとられるまで基本、広い海を遊泳して命いっぱい命がけのスリリングなシーアニマルズライフを送っていたと想像すると箸もすすむ。

 だが、安心することはできない不都合な真実は常に付きまとう。プラスティックスープである。スープっていうとこう、昆布だしとか効いてそうな感じがするかもしれない。ずずっと音を立てるとマナー違反と感じるかもしれない。あらかじめ断っておく、昆布だしも効いていないし、マナーとか国によりけりである。

 と言うわけで7月1日から、レジ袋有料化となったわけだけれどその背景や、効果について考えるに、サバプロテクションに国が本気出したというわけではなさそうである。利権と利権の渦巻く、アサイ―ヨーグルトみたいなことなってるんだと思う。たぶん。

 アサイ―業界のヒトはともかく、まず、気になったのは、レジ袋職人である(そんな名称なのかどうかは知らないが)。美しき日本の伝統工芸が高齢化、後継ぎ問題なので次々と失われゆく鬱苦しい國日本。窮地に立たされるレジ袋職人達。有料化されほとんどすべての人がレジ袋をもらわなくなった。だがちょっとあると、ちょっとしたごみとかが処理しやすいレジ袋。この間コーナン商事へ視察へ行った際、100枚300円くらいで売っていて力強い職人の意地、息吹を感じた。

 マリリンマンソン「ディスポ―サブルティーン」では、「僕たち、、使い捨て十代♪、僕たち、、使い捨て十代。革命を求めようよ!♡」との歌詞がある。マリリンマンソンは悪魔の申し子みたいな感じですが、結構昔から隠れて聴いています。使い捨て革命!次世代の使い捨てへ!もっと使い捨てよう!サバなどくわさんぞ!ってなるとやだね


 

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