夜ふかしが友達

 深夜3時が一日の終わりだ。毎日仕方なく終わっている。大学のない夏休みは、バイトをして、ボーッとテレビやYouTubeを見て、一日が終わる。バイトがある日はまだ良い。完全な休日は、家で何もせず、ただただ人生について考え、一日を後悔し、深夜3時を迎える。起きるのは、だいたい10時だ。勉強やら何かの作業をするなら7時、最低でも8時には起きていたい。いや、8時ではラヴィットが始まり、テレビに集中してしまうので良くない。とにかく、私からすると、もう朝起きた時から一日の終わりは見えてしまっている。ここ2週間は、同じ生活の繰り返しだ。変化がない。初恋の人に再会できるわけでもなく、将来の夢が決まる出来事があるわけでもない。しかしながら、頭の中で過去と未来を行ったり来たりしている私が全て悪く、そんな自分が憎くて仕方がない。近々2週間前に出会った友達とは縁を切るつもりだ。その瞬間から私は現実を生きることができるだろう。それまでの間は満足のいくまでこの目に悪い光を浴びていきたい。


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