ゴールってどこにあるんだろうね、って話

やあ。諸君。しおだよ
突然だけど、去年の11月に行われた学祭の舞台を最後に「裏アカ」として漫才をすることがなくなったことをここで報告するね
他に女の漫才要員があんまりいないから、THE Wくらいは一緒に出るのかもしれないけど、一旦コンビとしての活動はおしまい!
私は他の相方と新しいコンビ、相方は別の形で新しい活動をスタートするらしい!これからもしお、恋々ともどもよろしくお願いいたします!



えぇ、やっと言えたか。ですし、やっと言ったか。という感じですね。
まずわかって欲しい。コンビをやめますと発表する瞬間の反響によってそのコンビの愛され方がわかる感じがするのを。
実は裏アカは私たちが一年生だった頃から続いていたコンビなので一年半くらいかな?活動があったわけで。まあまあ長いコンビだったわけなのですよ。
だけど地の利の問題とかもろもろあってなかなか大きいライブに出れなかったりしたのでそんなに、さぁ。知名度も評価もないわけで。
そんな訳のわからん奴らが「解散します!」って言ったところでね。そんなに誰も悲しまないしね。それって悔しいやん。とか思ってたわけ。
そもそも。「解散します!」と言ったことによって本当に終わってしまうのが怖かったというのがあったんだろうな。
私は引き留めた側で、向こうが辞めたかった口

と言いたいところだが、今思うと私には引き留めてまでいっしょにできる自信はなかった。入学してすぐに組んだ相方なんてずっと他の面白い人を探していて、勝たなきゃ。もっと面白くならなきゃ。っていう圧力がずーっとずーっと。
原石も原石、岩盤プレートの奥から這い出してくるような私には到底難しくて。まだまっててね。まだまっててね。といいながらの活動だったのでね。まぁ、お互いに限界は来ちゃうよね。
ここで辛かったことを書いてもフェアじゃないけど段々と漫才が怖くなってさ。まあいずれ終わりはきてたよなって感じる

じゃあ別に他にやりたい人がいるのかというとちがくて。段々と当時の辛かった記憶は薄れて。
久々に今日二人で話してきたよ。楽しかったな
最後によりを戻そうって言っちゃったことだけ後悔はしてるけどさ

お笑いを止めなかったのはまだ舞台の上の人たちに憧れがあるから。憧れてる人達の横に立たせてもらえるから。そして憧れの人たちに勝ててないから。誰かにお笑い止めるときに泣いてもらいたいから。

ピンになってからは相手のことなんて考えないワンマンなネタができるようになった。より冷静になれた。今までが「相方のためのお笑い」だとすると今は「私のためのお笑い」をやれてる感じがある。まだまだ憧れには勝てないし、ネタ終わりの反省を共有できなくて一人沈むこともある。誰にも頼れないって辛い。前には進めてない。でも大分頑丈になったな。と思う。


始めて一人でのったネタライブ

まえにすすまなきゃね。
相方募集してます。ゆるりと。こんなやつでよければね。

切り悪いけどここで閉めに私が最初に書いた解散文から抜粋してのせておきます。長々書いたけどこれだけが本心です

ありがたいことに一人でやっていけるほどの自信がつきました。ここまで育ててくれたのは間違いなく河原恋々です。どんなに嫌いだろうがもう並ぶことはなかろうが、一番感謝しています。ありがとう

真面目になりすぎちゃったけど、私って案外ぐちゃぐちゃなのよ

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