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チンパン体実験

 今年度のお仕事の量が増えて体調に変化が出ました。色々とその変化を記したいと思います。
 私は類人猿チンパンジーのナイジェリアチンパンです。類人猿がゆえ、尻尾はございません。
 人権ならぬ、チンパン権とやらをワシントン条約で認められているはずですが、どうやら私が所属している企業は違うようです。ワシントン条約は絶滅危惧種の保護を目的としておりますが、そもそもレッドリストなどの存在、そしてチンパンジーが絶滅危惧種に入っていることも知らなければ、企業にとって条約はあっても「ない」ものとして扱われてしまいます。
 昨今SDGsが感染爆発しておりますが、それは貧困・環境などに結びつけた企業理念の具現化、強いて言えば、ビジョンの明確化の一面がございます。経済活動の一環としてビジョンを掲げ、その派生として世界の問題を解決していく流れだと私は認識しております。
 このSDGsには3つ目の目標として「すべての人に健康と福祉を」とございますが、この人は「ヒト」だけであり、「ヒト科」ではございません。ゆえに私チンパンジーはこの目標には当てはまらないので、ワシントン条約を頼るしかないのですが、このお話は上記済みです。
 
 さて、表題の件にゲルマン大移動をしたいと思います。出エジプトでもいいですね。出アフリカが類人猿的には好きです。
 どうやら日本には労働基準法があるようです。1947年に制定されて以降、労働者の権利を守っております。1日8時間労働、週40時間、週に1日は休日を与える。とても素晴らしい基準です(中学の公民範囲ですね)。法定労働時間が「暦日数×40日÷7日」で計算でき、各月の時間が調整もされていると感じます。36協定も1ヶ月45時間までと上限がありますので、労働者の味方?です。
 ナイジェリアチンパンの今年度の労働時間を表記します。
①4月:総労働時間213時間。4月法定労働時間171時間(法定労働時間外42時間)36協定45時間以内。
②5月:総労働時間259時間。5月法定労働時間177時間(法定労働時間外82時間)36協定外。
③6月:このまま働けば、5月の労働時間になりそうです・・・。

 4月は体調に顕著な違和感は出ませんでした。36協定内は大丈夫なようです。しかし、問題は5月でした。12時間労働が当り前になり14時間が出てくると体調に異変が出ました。心が晴れない、胸がきゅーと痛い、身体が重い、風邪っぽい、咳が止まらないなどの症状が出てきました。休日の土日は寝て終わります。風邪っぽいのでお医者さんに見てもらい、お薬を頂きましたが、症状は改善されません。未だに咳が続いています(6月10日現在)。
 昨日6月9日(金)は疲れすぎたのか、夜に37.7℃までなぜか熱が上がり寝苦しかったです。

 「1ヶ月に100時間を超える残業や2~6ヶ月の平均残業時間が80時間を超える場合には、労働と健康障害の関連性が認められやすくなる」とされているようです。私の場合、5月は80時間を超えてしまいましたので、今月6月にも80時間を超えてしまいますと、健康障害が労働と結びつきます。個体差はあると思いますが、私の場合はすでに健康障害が出ているようです。

 生まれてきたからにはハッピーライフを過ごしたいです。さて、何かしなければいけませんね。

 



 
 

バナナを購入したいと思います。メロンも食べてみたいです。