3月

At no point

こんにちは、あいです。やり直し英語146日目です。

極めて強い風の中での運行で、機体はまるでシーソーのような動きを見せるブリティッシュ・エアラインズ。イギリス・ロンドンからイベリア半島の南東端に突き出した小半島にあるジブラルタル行きでしたが、強風のため着陸を断念し、スペイン・アンダルシア州マラガ県に行き先を変更した、というニュースのようです。

行き先は変更となりましたが、乗員乗客全員怪我もなく、安全に運行できたようです。

ブリティッシュ・エアラインズは、乗客の行き先を変更することになったことに謝罪しています。その上で安全への危険は無かったが、いつも乗員乗客の安全を最優先に考慮しているためと、声明文の中で述べているようです。

ちなみにジブラルタルは、イギリスの海外領土です。

映像は、空港で勤務する人が、おかしなエンジン音がして見てみると、左右に激しく揺れる飛行機を発見し、撮影したそうです。


今日の英語
At no point was there a risk to safety.

At no point  : いかなる時点でも〜なかった
        否定の副詞句。Neverにも置き換えられる。
risk to safety : 安全が脅かされる可能性

risk to safetyは、「安全性へのリスク」としましたが、「リスク」がいつもわかりにくく、「安全への危険性」とし、さらに「安全が脅かされる可能性」と訳してみました。

【倒置構文】
「At no point was there a risk to safety.」は、倒置構文。
元の文章は、There was a risk to safty at no point.となる。倒置構文は、かっこつけたり、言いたい部分をちょっと強調したりする時などに使う。
また、今回ような文章で、頭に否定的なフレーズが置かれた場合、後ろに続く文は必ず倒置になる。
今回は、「安全が脅かされる危険性は”まったくなかった!”」ことを強調したいので、At no pointを先に持ってきたのではと考えられる。

さらに……、「仮定法の倒置」
if がなくなった時に倒置が起こることがある。文章の意味は同じ。
I could fly if I were a bird.(もし鳥だったら空を飛べるのになあ)
→ I could fly were I a bird.



記事はともかく、やはりこの映像に釘付け。何度か飛行機乗っていますが、こんなに揺れた経験はないので、安全性は問題なくても、怖かっただろうなと思いました。




今日の例文は、「Video shows British Airways flight attempting to land amid strong winds」から
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