BLMによる「米国警察は黒人をよく殺している」という誹謗中傷について否定します。

こちらのリンクは動画の翻訳まとめになってます。

動画はこちら

まず謝罪しておきますと、BLM不支持の私もすっかり騙されていました。「警察官は黒人をよく殺す」なんて言説についてはこの翻訳を見るまでは信じていました。「それでも犯罪者だろう」とは思っていた事は明記します。非犯罪者をよく殺すなどとはそもそも思ってもいないです。そこまで侮辱的には見てませんとも。

さて引用。都合上若干前後します。
まず頭に、注意書きとして抜き出し。

あなたはジョージ・フロイドやブリオナ・テイラーのことを知っている。それでは、トニー・ティンパはどうだ? 2016年、ダラス。3人の警察官が白人のティンパに手錠をかけ、背中に膝を当てて13分間地面に押さえつけた。その間、ティンパは助けを求め続けた。彼の死は裁判で殺人と認められた。
警官が身体的に拘束したことと、コカインが原因だった。 ここでの目的は、警官の違法行為を正当化することではない。問題のある取り締まり手法が、黒人の容疑者に対してのみ使用される、または黒人の容疑者に対して不釣り合いに多用されるという主張に反論することである。

本文は、「黒人についてのみ問題のある取り締まりをしている訳じゃない」という主旨です。

データとして引用

2019年、1,004人が警察によって殺された。そのうち黒人は235人。そのほとんどが武器を持っていたか、危険を呈する人物だった。この25%という割合は、黒人の犯罪率から予測されるよりも低い。警官が銃を撃つ件数は、暴力的な容疑者に直面する件数に比例するからだ。

及び

警察に撃たれて死んだ非武装の被害者についてはどうか? 2020年6月1日の時点で、ワシントン・ポストのデータベースによると、2019年に警官に射殺された非武装の黒人は9人、非武装の白人は19人だ。比較のために数字を出しておくと、殺人事件で殺された黒人は年に約7,500人だ。

ここで再定義しておきます。(Police on black 235 - 非武装 9) / 1004 ≒22.5%
2019年に警官が殺したうち、武装した黒人犯罪者の比率が22.5%です。

補足のデータ。(但し2018年)

ちょっとSUMが見づらいんですけど(以下、人種 on crime表記)

White on Crime = 2224025 + 59778 + 207104 + 43917 = 2,534,824
Black on Crime = 547948 + 396450 + 112365 + 50113 = 1,106,876
Hispanic on Crime = 355299 + 44551 + 333422 + 12756 = 746,028件
Asian on Crime = 78790 + 564 + 4406 + 43917 = 127,677件
Asian on Crime = 290090 + 51882 + 54346 + 26241 = 422,559件
-------------------------------------------------------------------------
Total Violent Crime = 2534824 + 1106876 + 746028 + 127677 + 422559 =4,937,964件

で、暴力犯罪比率を出します。白人と黒人だけ。

白人:黒人 = 2,534,824:1,106,876 ≒ 51.3%:22.4% (Totalで割った)

・・・

おわかりいただけただろうか。
上述した「警官による武装した黒人犯罪者の殺害割合」の計算が約22.5%
黒人の2018年度の暴力犯罪割合が約22.4%

流石に合致率高くてテンション上がります。
え、警察、そんな、暴力犯罪者を満遍なく人種問わずに殺してんの。

年度による違いはあるだろうけど、ほぼ比例的で、どこに「警官による暴力対象の差別」があるんでしょうね。

あと、白人は他人種に対する犯罪(White on X)が少ない。
内ゲバ(White on White)が異様に多いけど。

2018の殺人件数データが手元に無いけど、黒人サイドは暴力事件数に対して殺人事件数がなまら多い特徴もあるんですよね。止める警官も過激になる理由があるよ、と一口追記。※2017のデータなら以下のサイトの項目4にあります。

そして、BLM支持者が個別事案を引用する引用する

これとか

https://www.justice.gov/sites/default/files/opa/press-releases/attachments/2015/03/04/ferguson_police_department_report.pdf

これとか

フロイド氏の件とか。

を、まあ並べ立て、さも「警察官が黒人犯罪者等に対してトリガーがハッピー」かのように印象操作されてしまって、騙された私も恥ずかしい。

昔、「ピカソとかエジソンとかが左利きだから、左利きには天才が多い」なんて言説を信じた恥をまたかいてしまった。
「早すぎる一般化」っていう詭弁ですね。

あとは「アメリカ合衆国にいて肌感覚でそう思う」って言説も見ますが、統計より凄いのかと尊敬してしまいますね。

また、フロイド氏についても係争中なのに、明確に差別だと断定したら誹謗中傷にあたるって発想も無い様なんですよねBLM支持者。救急車も呼んだんだけどね
9:30の首乗りが違反であり根拠らしいんですがね。

そしたらおいおい。

あなたはジョージ・フロイドやブリオナ・テイラーのことを知っている。それでは、トニー・ティンパはどうだ? 2016年、ダラス。3人の警察官が白人のティンパに手錠をかけ、背中に膝を当てて13分間地面に押さえつけた。その間、ティンパは助けを求め続けた。彼の死は裁判で殺人と認められた。

手錠までかけてんのに13分押さえつける意味。

フロイド氏の9:30の大体1.4倍差別された白人がいるなあ、と早すぎる一般化をしてみたり。

1.データを見れば、黒人による暴行事件割合と警官により殺された黒人の割合がおよそ比例してしまう

2.以上から、警察全体がが構造的に「特段、黒人の命を脅かしている」といったエビデンスは得られない。

3.よって、警察による虐殺のように言うならば個別事案列挙ではなくデータで示すべきであり、怠るのであれば単なる誹謗中傷

以上、ルールとマナーを守って楽しくALM!

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