英春流使い10年超の僕が「かまいたち戦法vsノーマル四間飛車」の秘儀を語る!

「英春流」とは、鈴木英春氏が考案した"総合戦法"で、飛車先を突かずに右銀を上がるのが特徴です。

先手なら▲7六歩~▲4八銀。後手番なら△6二銀。

このあと相手が△4四歩と角道を止めれば、「飛車先不突き右四間」で景気よくガンガン攻め倒します。これは英春流の勝ちパターンですね。

自戦記①:速攻☆右四間(対矢倉)⇐無料
自戦記②:速攻☆右四間(対雁木)⇐無料
研究記事:速攻右四間(対三間飛車)⇐有料(240円)

この"なんでも右四間"はすこぶる強力ながら問題点が一つだけあって、相手に「ノーマル四間」で来られると…。

銀を腰掛ける前に△4五歩と先攻されちゃうんですよね。まー、評価値自体はいい勝負なんですが、こうした乱戦は先手本意ではないでしょう。

そこで、対ノマ四に限っては、右四間ではなく「かまいたち戦法」という専用の武器を使います。


↑↑が理想形で、まだ駒がぶつかってないのにいつの間にか斬られている…。これが「かまいたち」とよばれる由縁です。

今回のnoteでは、
◎かまいたちの駒組みと、理想形に組んだあとの具体的な勝ち方(基本)
◎振り飛車側が理想形を阻止してきた場合のさまざまな対策(応用)

を長年かけて磨いた自身の経験と、最新ソフトを駆使した検討の両面から解説していきます。それではGO!!

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