22年6月に読んだ本の一言感想メモ
◆22年5月はコチラ
・『さらば、GG資本主義』藤野英人★★★★☆
日本経済に関してはかなり悲観的だったけど本書を読んで少々考えを改めた。実際今回の米国株の暴落にも日本株は意外と耐えてるし、円安も捉え方によっては外資が流入して株価上昇の追い風になるかもしれぬ。
・『結婚滅亡』荒川和久★★★★☆
なぜ結婚は「オワ婚」になったのか?膨大なデータを元に問題の本質をえぐり出す著者の力量に感心。あと皆婚社会は明治以降に定着した文化で、長い歴史で見ると生涯独身の人もめずらしくなかったみたい。
・『本当の自由を手に入れる お金の大学』両@リベ大学長★★★☆☆
投資の本がベストセラーになると天井の法則ヾ(ーー )ォィ。昨年FP3級の資格を取ったばかりの僕には知ってる内容が多かったけど、電力会社を乗り換えると1000円/月ほど違ってくるのは初耳でした。試してみよっかな。
・『哲学』島田紳助、松本人志★★☆☆☆
お笑い界の両巨匠が、気兼ねしながらひたすらお互いを褒め合う本(笑)。うーん、文章だけではこの方たちのすごさや魅力がイマイチわからないな。やっぱり映像で見ないと。
・『パパ活女子』中村敦彦★★★☆☆
いやいや、どんなマイルドな言葉にしてもやってることは援〇交際と同じですからw日本全体が貧しくなってるから必要悪なのかもしれないけど、買う方も売る方もカオスすぎて地獄絵図だ…。
・『嫌われない毒舌のすすめ』有吉弘行★★☆☆☆
なにか世渡りのヒントにと思って手に取ったものの毒舌はハイリスク・ローリターンで僕に扱うのは難しそうだ。あと上島さんのいじりはネタにしても少し度を越してると思う。
・『決断力』橋下徹★★★☆☆
最近の橋下氏は首肯しかねる発言も多いが、「今の日本に圧倒的に足りないのは『決断力』」という主張は同意。絶対的な正解は存在しないのだからオープンかつ公平な議論の場と力強い方向性を示すリーダーが必要。
・『黒牢城』米澤穂信★★★★★
信長に謀反を起こして籠城する荒木村重の身の回りに怪事件が頻発。それを地下に幽閉された黒田官兵衛が安楽椅子探偵となり推理する戦国×ミステリー小説。史上初の4大ミステリランキング全制覇も納得の面白さ。
《今月の私的トップ3》
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