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22年11月に読んだ本の一言感想メモ

◆22年10月はコチラ

・『バフェットとグレアムとぼく』アリャマン・ダルミア★★★☆☆

13歳(!)のインド人が書いた株の入門書。世界一の投資家・バフェットとその師グレアムの投資術をわかりやすくまとめた良著。こういう進取の気質に富んだ若者が増えたらインドはこれから伸びるやろね。

・『損する結婚 儲かる離婚』藤沢数希★★☆☆☆

たとえば妻の浮気が原因の離婚でも、妻が支払う「慰謝料」はごくわずかで、逆に夫は「婚姻費用」や「財産分与」で稼ぎのほとんどをむしり取られるという結婚制度の非合理性を説く。まあ、金も恋人もない自分には全く関係ない話ですがw

・『DXの思考法』西山圭太★★☆☆☆

日本企業がDX(急速なデジタル化)を乗り越えるためにはどうすべきか?抽象的な話が多くて僕にはあまりピンと来なかったが「本屋の本棚の前に立ってみて、そこにない本を探すイメージ」は面白いなと思った。

・『ハサミ男』殊能将之★★☆☆☆

若い女性をハサミで襲う連続殺人犯「ハサミ男」。今日も犯人は新たな獲物を見つけ尾行するが、なんと自身と全く同じ手口で殺されている被害者の姿が…。かなり意外性ある結末だったが捜索パートが少し冗長に感じた。

・『テクノロジーが予測する未来』伊藤穣一★★★☆☆

Web3・メタバース・NFTといった最近よく聞くけどいまいちわからない用語を基本からやさしく説明。またそれらの技術によって「世界がどのように変わるか」という本質的な部分まで踏み込んでるので、すでに知識がある人も思考を整理できて役に立つ一冊だろう。

・『FIRE 最強の早期リタイア術』クリスティー・シェン★★★★☆

書店に行くとFIRE関連本が乱立してますが僕の中では本書がベスト。著者はアメリカ在住の中国人女性で、幼少期に貧困を経験してるからハングリー精神が半端ないし、危機管理力とかグローバルな物の見方とか、平和な島国で暮らす日本人が本書から得られる教訓は多いと思う。

《今月の私的トップ3》


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