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23年3月に読んだ本の一言感想メモ

◆23年2月はコチラ

・『メタバース未来戦略』久保田瞬、石村尚也★★☆☆☆

久保田氏は「Mogura VR」編集長さんで流石にうまく要点をまとめてある。VRに注力している日本企業の事例が多く紹介されているが、果たしてこの中から世界を牽引するサービスが生まれるかどうか。

・『スピチュアルズ』橘玲★★★☆☆

ヒトは煎じ詰めると5つのパーソナリティ(「内向的or外向的」「楽観的or悲観的」「協調性の有無」「堅実性の有無」「経験への開放性の有無」)に落とし込めるという。僕は見事に全部内向きでワロタ(ワロエナイ)…。

・『やばい世界史』滝乃みわこ、本村凌二 他★★★☆☆

古今東西の偉人たちの「やばい」エピソードを豊富なイラスト付きで面白おかしく紹介。少々ネタに走りすぎているきらいはあるが、世界史に興味を持つきっかけとしてはいい本じゃないかな。

・『それでも強い日本経済!』エミン・ユルマズ★★★☆☆

エミン氏の日本びいき(トルコ人は親日家が多い)は嬉しいけどさすがに楽観的すぎるような…。でも長引く不況で完全に自信を失ってるからこのくらい力強く背中押してくれるのが丁度いいかもしれん。

・『勝つための確率思考』木原直哉★★★★☆

東大卒でポーカー王者。日本人はリスクを避けがちだが、あらかじめ失敗を織り込んだうえで淡々と試行回数を増やせば自然と期待値に収束していく。確率ゲーのみならず投資や恋愛まで幅広く応用できる考え方だと思う。

・『東大の先生!文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください!』西成活裕★★★☆☆

中学数学ver」の続編。前著は正直イマイチだと感じたけど、高校数学で落ちこぼれたワイとしては本書のほうが勉強になりました。

・『「ずる賢さ」という技術』守田英正★★☆☆☆

来日した外国人サッカー監督が口を揃えて言うのは「日本人選手にはマリーシア(ずる賢さ)が足りない」そう。まあ、言いたいことは分かるけど実行するのは抵抗あるよな…。

・『会計が動かす世界の歴史』ルートポート★★★★☆

TLに著者さんのツイートがたまたま流れてきたので読んだら期待以上に良かった。『会計の世界史』と重複する箇所もあったが、ジョン・ローの逸話は初耳だったし、最終章のAI未来予想も的を射ていて慧眼ですね。

《今月の私的トップ3》


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