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22年1月に読んだ本の一言感想メモ

◆21年12月はコチラ

・『仮説思考』内田和成★★☆☆☆

仕事ができる人は、まだ十分な材料が揃ってない段階でも自分なりの答え(仮説)を持っており、逆にたくさん情報を集めたがる人ほど仕事が遅いという。完全に後者の自分は耳が痛いな…(苦笑)。

・『年収100万円で生きる』吉川ばんび★★★☆☆

トランクルーム生活・車中泊・ネカフェ難民など、さまざまな貧困者16人を取材。「変に頑張っちゃうより、いっそホームレスまで落ちちゃったほうが(支援が受けられて)楽なんですよ」の言葉が印象に残った。

・『無(最高の状態)』鈴木祐★★★☆☆

人類はみな生まれつきネガティブになるよう設定されている。苦しみから逃れようとしても「自己」がある限り悩みは尽きないので、不快をあえて受け入れて無我の境地に至りましょう、といった内容。

・『パーパス経営』名和高司★★☆☆☆

資本主義はもう古い、これからは自分の欲望より他者の役に立ちたいという志(パーパス)をもった「志本主義」だ!まあ、言わんとすることは分かるけど、それにしても本が分厚すぎるYO!

・『2040年の未来予測』成毛眞★★☆☆☆

元日本マイクロソフトCEOだけあってテクノロジーの記述多め。日本の見通しは終始悲観的で目新しい解決案の提示はなかった。また本書を区切りに執筆をやめられるそう。うーん、なんか気分が沈むね…。

・『萌え経済学』森永卓郎★★☆☆☆

メイド喫茶に足繁く通う経済学者の森永氏が、オタク市場の秘めたるポテンシャルを大いに語る。そういや「萌え」って言葉、あんま聞かなくなったけど今は「推し」に代替されたのかにゃ?

・『オタクはすでに死んでいる』岡田斗司夫★★★★★

近年の将棋界のライトなノリについていけずひそかに悩んでいたんだけど、本書のSF界の話が現状をぴたり言い表していてすごく腹落ちした。ちなみにわいはオタクの第三世代にあたるらしい。

・『勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書』中田敦彦★★☆☆☆

お笑い芸人から教育系YouTuberに華麗な転身。本書は文系科目の勉強法が中心で「歴史」に最も多くのページが割かれている。歴史の知識を軸にすれば他の分野の理解が深まるというのは僕も同感。

・『お金のことが何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』大河内薫、若林杏樹★★★★☆

漫画で分かる確定申告。サラリーマンは自動で天引きされるので気づきにくいが、フリーランスだとあまりの税金の高さに絶望必至。ていうか、こんな大事な話、義務教育で教えとくべきでしょ…。

・『やりきる力』堀江貴文★★★☆☆

コロナですっかり内向きになった社会や人間に喝!思考ばかりが先行して行動力が伴わない僕にはホリエモンの言葉はいつも良い起爆剤になります。

『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』岡田斗司夫★★★★☆

「みんなが就職して当たり前」な時代はもう終わった、今後は「いい人」だけが生き残る…。僕は今でこそ開き直ってニートやってるけれど就活で死ぬほど悩んでた時期にこの本と出会いたかったなぁ。

・『電波男』本田透★★★★☆

長年女性にオタクを馬鹿にされてきた全国の非モテ男性必見!過激な発言や下ネタが頻出するが、論旨はまともである。ぜひ本書を読んでエルメスのティーカップを叩き割ってほしい(?)。

《今月の私的TOP3》


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