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37歳、内視鏡から緊急入院の話 1

前回の「直ぐに内視鏡をしてほしかった」から続きになります。

内視鏡をする前、先生は「ま〜内視鏡しても何も見つからないと思うけどね〜」なんて言っていた
内視鏡は週に1回、大学病院の先生が来ているそうで私はたまたまその先生に内視鏡をしておらう事になりました
その内視鏡をしてくれた
s先生が私の手術をしてくれた主治医になります
s先生との初対面は難しい顔をしている印象の先生で私は「なんか病院間違えたかな〜」と複雑な心境になりました
私は初めての内視鏡で緊張しています、きっと腕に力が入っていたのでしょう、内視鏡の部屋では沢山の看護婦さんがいて、みたことの無い物が至る所にある事に興味津々な私はs先生の言葉が耳に入ってきません
s先生は私の腕を叩いて「力を抜いて〜」と言っています
注射が出来ない事に気付いてからは眠ってしまい記憶がありません
でも内視鏡中に私は一度起きて
s先生に「先生どうですか?」と聞くと、s先生は驚いて固まっています、、「ん〜よくないね」と言ったs先生の言葉を聞いて私は「そっか、、」と思いまた眠りました

もう一度起きた時はもう内視鏡は終わっていて側にいる看護婦さんが妙に優しいと感じました
他の内視鏡をした患者さんには直ぐ起きても大丈夫と言うのに、私には直ぐに起きなくていいよと言います
癌が見つかったんだなと感じました

ですが内視鏡をする前に聞いていたのは癌があってもその場で取れるし心配ないからねと言っていたので違和感を感じます

先生の説明では
先生の第一声は「大丈夫?」でした
私は状況がまだわかっていなくて「、、はい、、?」と返事をします
先生は俯きながら「ごめんね、癌があってそれもかなり大きくて大きい病院じゃないと手術ができないんだ」と話し始めます
私は「はい」しか言えません
認識不足の私には情報が処理できません
直腸がん?大学病院?
直腸の場所もわからないし、大学病院についてもわからない
先生は「ちょっと遠いけど慶應義塾大学病院はどうかな?」と言っています
、名前は聞いたことがある私は「わかりました」と返事をします
私はこの時先生に「今までも理解されなかった事がおおかったので、繋がりがある病院の方が安心ですよね?」と確認しています
「私の理解されない」を先生は私の病気「家族性大腸ポリポーシス」の意味だと思ったそうです
私は紹介状をいただきまして3日後慶應義塾大学病院に行きました

s先生は慶應義塾大学病院の消化器外科に在籍していました

この続きは次回に書かせてください!
ここまで読んで下さりありがとうございます!
今日も良い1日でありますように

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